今日、東京都庁を訪れた蓮舫氏は、都議会の会派に都知事選出馬の挨拶をするのが目的。蓮舫氏が回ったのは、立憲や共産など5会派で、共産の都議は花束を渡して激励。一方、自民と公明、都民ファーストの会には挨拶しなかった。反自民を掲げる蓮舫氏だが、8年前、小池氏が自民批判を展開したが、その後、両者は接近。今回の都知事選でも自民党は小池氏との連携を視野に入れている。蓮舫氏が都議会を訪れた時間帯、小池氏の姿も同じフロアにあった。既に立候補の意向を固めたという小池氏は、今日の都議会の所信表明演説では自身の実績を強調した。小池氏は当初、今日の都議会で出馬表明することも検討したということだが、出馬については明言しなかった。その理由について側近は「遅い出馬表明は興味を引き続ける事ができ、情勢判断もできる」と話す。この側近は蓮舫氏の出馬について「想定外だった」としながらも、子育て政策など都政8年間の実績をアピールしていくと自信をのぞかせた。都知事選にはこの他、広島県安芸高田市の石丸伸二市長ら、20人以上が立候補を表明している。