サッカー女子日本代表のパリ五輪の最終メンバーは今回の合宿を経て決定する。その中で川澄奈穂美選手は清家貴子選手に注目。今勢いに乗っているとし、強化試合では何度もスピードを活かしてゴールに迫った。リーグ戦では浦和レッズでプレー、今シーズンは10試合連続ゴールを決め得点王にも輝いている。清家選手の覚醒には元日本代表の安藤梢選手とのシュート練習があったという。川澄選手は清家選手のシュート精度の向上に言及、世界レベルにあるとコメントした。昨年のワールドカップでは無得点だった清家選手、その悔しさを胸に「チームを勝たせるプレーをしたい」と話した。オリンピックに関して川澄選手は「出場数がワールドカップより少ないだけに、どの国にもメダルのチャンスがある大会」とし、厳しい戦いになることを示した。日本代表は明日23時からニュージランドと強化試合を行う。