石森製粉の石臼。中野と製粉には深い関係がある。中野は製粉で栄えた街。江戸時代前期までは多摩地域から江戸に入るための最後の宿場町で青梅街道を通って農産物などが集まる場所でもあった。中野そばと呼ばれるほど広まった。そんな歴史が残っている宝仙寺。石臼塚では昭和初期、機械家により使われなくなった石臼を供養するために作られた。中野の食品加工業の中で忘れてはならないのが味噌。1885年創業のあぶまた味噌は江戸庶民に愛されていたという江戸甘味噌を扱い続けている。江戸甘味噌は徳川家康の命により三河の八丁味噌の旨味と京都の白味噌の上品さを兼ね備えた味噌が開発されたと伝わっている。東京都地域特産品認定食品にも認定されている。
住所: 東京都中野区中央2-33-3
URL: http://www.housen.org/
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