寶物殿には国宝十一観音菩薩立像があり、かつては金堂に安置されていたが頭部にのせた11の顔は、人の苦しみを見つけ救うため。ふくよかな唇に残る朱の艶やか。釈迦如来坐像は彫りが見事で翻波式と呼ばれる衣紋は大小の波が交互に繰り返され、心地よいリズムを奏でている。十二神将の残りの6体も間近で見ることができる。こうしてキレイに残っているのは廃仏毀釈の影響を当時受けなかったためだという。
住所: 奈良県宇陀市室生区室生78
URL: http://www.murouji.or.jp/
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