東京・渋谷駅前のハチ公像。ハロウィーン期間中はハチ公像周辺の封鎖が実施される。渋谷区は28日早朝から11月1日早朝まで安全対策のために仮囲いを設置し見物できなくすると発表した。こうした中、ハロウィーン期間中は街に来ないよう呼びかけるなど厳戒態勢。渋谷区では28日・31日の午後6時～翌日5時まで周辺の店舗に酒類の販売自粛を要請。MEGAドン・キホーテ渋谷本店では実際にお酒を手に取れないようにブルーシートをかけるなどの対応を行うという。去年のハロウィーン当日に密集した場所で花火を打ち上げたとして少年3人が書類送致されるなどトラブルが発生したJR仙台駅周辺。宮城県警は今日から警備態勢を強化。一部エリアの立ち入りを制限するなど対応を実施する。また、福岡市でも迷惑行為や飲酒トラブルが問題になっている天神・大名地区の警備を強化。今年は初めてヘリコプターも導入。人の密集具合を上空から確認し警備態勢に役立てるという。さらに名古屋市でも繁華街の一部施設を閉鎖するなどの対策がとられるとのこと。きのう渋谷の街では一足先に仮装を楽しんでおくという人も。そんな渋谷では今年もインターネット上に渋谷の街を再現した仮想空間でハロウィーンを楽しむイベントが今日から開催。渋谷区長も”渋谷にキてパーティーをするのではなくバーチャル空間で渋谷を楽しんでほしい”と呼びかけている。一方でハロウィーンに向けて期待を膨らませていたのは埼玉・熊谷市の子どもたち。今日から仮装して地元の店舗を巡るイベントがスタート。「トリックオアトリート！」との言葉を唱えるとお菓子がもらえるという。さらに今年は初めてスタンプラリーを実施。ゴールするとお玉でアメをすくえる特典が。他にも全国約120のイオンモールでは「ハロウィーンパレード」開催中。子どもたちが仮装して参加できるという。