希代の名横綱の幕引きとなった。日本相撲協会に退職届が受理されることになった元横綱白鵬の宮城野親方。伊勢ヶ濱親方の「慰留を試みたが本人の意思が固かった」とコメント(日本相撲協会のリリースから)。宮城野親方は通算1187勝、幕内優勝は45回で共に歴代最多。2022年7月に宮城野部屋を継承した。去年2月に弟子の暴力問題が発生し2階級降格など処分を受けた。部屋は無期限閉鎖となった。去年4月に弟子たちとともに伊勢ヶ濱部屋に移り再教育を受けていた。春日野理事は「伊勢ヶ濱親方から、宮城野は弟子の指導に身が入っていないようだとも聞いていたので早期の再開の話は出せなかった」とコメント(日本相撲協会のリリースから)。伊勢ヶ濱部屋はモンゴル出身力士の元横綱照ノ富士親方が部屋を継承することが認められた。宮城野親方は「今後は日本相撲協会の外の立場から発展に貢献していく決意を固めました」とコメント。