ゴルフの笹生優花選手が全米女子オープンを制した。3打差の5位でスタートすると、正確なパットでスコアを伸ばしていき、16Hはパー4ながら1オンに成功してバーディーを奪うなどし-4での優勝となった。2度目のメジャー勝利は日本選手として男女初となっていて、2位は-1で渋野日向子選手だった。笹生選手は東京出身で、日本の父とフィリピンの母の間に生まれると宮里藍さんにあこがれてゴルフを始め、母の地元であるフィリピンでの修行を重ねるとともに父・正和さんとともに練習を積んでいった。キャッチボールやサンドバッグ打ちなどのトレーニングも行うことで全身を鍛えてきた笹生選手だが、優勝を受けて涙ぐみながら家族に感謝する様子を見せている。東京五輪はフィリピン代表で9位と言う結果だったがパリ五輪は日本国籍で代表を目指している。コーチの服部道子さんは難しくタフなコースほど勘が研ぎ澄まされ集中力が武器の選手だと紹介している。