取材開始から100時間、アメリカから来た登山者に遭遇、男性は何故かヒヨコを撮っていた。5歳の娘が旅の無事を祈りヒヨコを預けたそうで、「無事だよ」と送るため撮影していたという。6歳の息子と山頂を目指すというこちらの男性、「あの頂上に僕は登ったんだ、と自信になればと思って」と語り、リュックの中には1合目ごとに食べるご褒美のお菓子が入っていた。国境や世代を超え日本一の富士山にかける様々な想いがあった。取材開始から117時間、ゴミ拾いをする男性に遭遇。男性によると弾丸登山者が多かった時は非常にゴミが多かったというが、それがほぼなくなったという。取材開始から140時間、取材班が5合目にたどり着くとこの日も職員が対応に追われていた。