昭和初期に総理大臣を務めた犬養毅が過ごした長野県富士見町の山荘が特別公開された。きのう富士見町教育委員会が特別に公開したのは、犬養毅が晩年を過ごそうと大正13年に建てた白林荘。犬養は政界を一度引退してから復帰するまでの数年間、この地で庭仕事に精を出し、その質素で飾らない暮らしぶりから犬養様と呼ばれ慕われた。およそ20人の参加者は管理人の案内を受けながら改修を続けながら維持されている山荘の書斎や客室、それに犬養が客人をもてなした茶室などを見て回った。
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