富士通はきのう、開発したAIの技術説明会を行った。資料をもとにプレゼンテーションを自動で行うことができるAIエージェントや、トランプ関税の影響をシミュレーションし、製造業者が最適な供給網を見つけ出すシステムなどが公開された。ほかにも、人の目では分かりにくい姿勢などを正確に把握し、技能の向上に役立てられる技術は体操競技において国際大会の採点などに採用されているほか、フィギュアスケートでもトップ選手の技術強化に利用されている。この技術は医療分野でも応用が試みられ、歩き方から認知症などの兆候を早期に捉えるための取り組みが行われている。