県中央植物園に展示されているのは、神戸市のらんの愛好家から寄贈されたカトレア。中南米原産のカトレアは本来、暖かな環境で育つが、このカトレアは阪神・淡路大震災で電気が寸断され暖房などが使えない厳しい寒さの中を生き抜いた株から育てられた。阪神・淡路大震災の発生から30年となるのにあわせて能登半島地震の被災地を励まそうと復興に向けた「希望のカトレア」として1月に寄贈された。昨年の夏から秋にかけて暑さが長引いた影響もあり、まだ花は咲いていないが、長さ5センチほどの「さや」の中には2、3輪の花が開花の時を待っているという。このカトレアは1月20日ごろまで展示されたあと、2月中旬ごろの開花にあわせて再び展示を行う予定だという。
住所: 富山県富山市婦中町上轡田42
URL: http://www.bgtym.org/
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