北九州市民の台所として親しまれている旦過市場(小倉北区)は2度の大規模火災からの復興が進むとともに、従来から計画されていた老朽化した建物などの再整備事業が進められている。再整備事業は全体を4つの区画に分けて進められ、きょうから南側の区画にある中央市場の建物の解体に向けた作業が始まった。解体後に整備される新たな施設は来年度末に完成する予定。中央市場以外のほかの区画にあるアーケード通りの店舗などは当面工事はなく、通常通り営業。北九州市神嶽川旦過地区整備室室長・草野尚嗣が「市場の方々と協力しながら情報発信してにぎわいを継続していけるよう努めたい」などコメント。