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「小国喜弘教授」 のテレビ露出情報

この障害者の学びの場についてスタジオで解説。誰もが個性を尊重しながら支え合う共生社会の実現のため国は障害のあるなしにかかわらず同じ場で教育を受けるというインクルーシブ教育を進めている。こうした流れもあって義務教育の小中学校では通常学級で学ぶ人たちも増えているがその後、高校へ進学しようとすると受け入れには地域差があり、VTRで紹介した女性の家族のように引っ越しをするという人も出てきているという。東京都教育委員会によると高校受験で定員に達していない場合は志願者をすべて受け入れている。そして各高校や保護者と連携しながら手すりなど必要な設備の設置や介助する職員の配置を行っている。ある高校では授業でも障害に応じて課題の内容を変えているということだ。インクルーシブ教育に詳しい東京大学大学院の小国喜弘教授は「この時代、高校への進学率は高くすでに義務教育に限りなく近くなっている。高校は学ぶだけでなく同世代と関わり合う貴重な場だとして積極的に受け入れるべきだ」と指摘している。一方、知的障害がある人の教育に詳しい筑波大学の米田宏樹教授は「それぞれのニーズに対応する理想のインクルーシブ教育を行うには人的、物的充実が求められるとしていて取り組みを広げるには人員などの確保が不可欠だ」と指摘している。インクルーシブ教育が進められる中で高校で学びたいという障害のある人のニーズは今後も出てくる。そうした思いにどのように応えていけばよいのか取材を続けながら考えていきたい。

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