山形県舟形町の最上小国川では、サケの遡上がピークを迎えている。サケを囲いの中に追い込み、網で捕獲する伝統的な漁法がとられている。毎年3月上旬に、人工孵化した55万匹の稚魚を放流し、3年後に戻ってくるのは、1%未満の5000匹程度だという。近年は、温暖化による海水温の上昇で、遡上するサケが激減している。ことしは、特に少なく、例年の5分の1程度だという。採卵も、予定の3分の1以下の20万粒程度だという。地元は、サケ漁を守っていくとしている。
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