2024年6月18日放送 14:05 - 14:50 NHK総合

列島ニュース

出演者
福田光男 若林則康 黒田信哉 近田雄一 金城均 岩野吉樹 坂下恵理 塩崎実央 宮崎浩輔 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(金沢局 昼のニュース)
なでしこ池田監督 強化試合で「能登に元気を」

サッカー女子の日本代表、なでしこジャパンの池田太監督が馳知事を表敬訪問し来月13日に金沢市で行うガーナ代表との強化試合について「被災した能登の人たちに元気と感動を届けたい」と述べた。池田監督は代表に選出された金沢市出身の北川ひかる選手にも期待を寄せた。

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珠洲の展示作品「さいはてのキャバレー」解体を検討

珠洲市の海沿いにある現代アートの作品で能登半島地震と津波で大きな被害を受けた「さいはてのキャバレー」と呼ばれる施設について管理する市は解体する方向で検討を進めることになった。「さいはてのキャバレー」は珠洲市で3年に一度開かれる奥能登国際芸術祭が始まった2017年に、展示作品の一つとして港にある定期船の待合室だった建物を改装して作られた。その後は芸術祭の情報発信の拠点や、調理室を備えた貸しスペースとして活用されてきたが、元日の地震と津波で壁や窓ガラス、調理器具などが損壊した。施設を管理する珠洲市は被害状況を踏まえ、解体して撤去することが望ましいとして解体する方向で検討を進めることを決め、今月16日、芸術祭の実行委員会に報告した。実行委員会によると珠洲市内には「さいはてのキャバレー」とは別に23の常設展示作品があるが、このうち11の作品が大きな被害を受けていて撤去するか修復するかなどを今後決めるという。実行委員会の事務局を務める珠洲市は「市民の生活再建に最優先に取り組みながら被害を受けた作品をどうするか検討を急ぎたい」としている。

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(富山局 昼のニュース)
液状化被害の高岡市 住民が自費で住宅復旧工事

能登半島地震で液状化の被害が相次いだ高岡市では、日常を早く取り戻そうと住民が行政の支援を待たず多額の費用を自分で負担して復旧工事を進める動きも出てきている。液状化で建物の一部が沈下した高岡市木津の住宅では基礎の下に直径10センチの鋼鉄製のパイプを住宅を支える杭として打ち込むアンダーピニングと呼ばれる工法で復旧工事を進めている。高岡市では、特に液状化被害が多かった伏木地区や吉久地区などでは行政が国の補助を受けてインフラとともに近くの宅地も一緒に液状化対策工事を行う方針にしているが、この地区はその対象になっていない。このため現時点ではおよそ1000万円かかる工事費用の全額を自分で負担することを余儀なくされているという。この住宅の工事を担当する建設業者によると、こうしたアンダーピニングの工事は能登半島地震のあと、北陸3県や新潟県などから見積もり依頼などが200件以上寄せられていて、工事の予約はすでに1年以上先まで埋まっているという。

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県警 災害時の対処能力向上へ救助訓練

ことし1月の能登半島地震の発生を踏まえて災害現場で活動する警察官の対処能力を高めようと、富山市にある県警の施設で災害警備訓練が実施された。この訓練は、毎年この時期に県警察本部が行っていて、ことしは1月の能登半島地震の発生を受け、災害時に迅速な対応ができるよう実践的な訓練が行われた。訓練は富山市にある県警察機動隊庁舎で行われ、参加した警察官は能登半島地震の時に石川県輪島市などに派遣された隊員からチェーンソーの使い方を教わり、実際に丸太を切るなどして使い方を習った。また建物の2階などに負傷者がいることを想定した救助訓練も行われ、参加者たちは山岳警備隊員からリュックサックを救助用具の代わりにした負傷者の搬送方法も学んだ。

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(山形局 昼のニュース)
山形県沖地震から5年 アンケート 夜間避難想定の対策など 課題

山形県鶴岡市で震度6弱の揺れを観測した山形県沖を震源とする地震からきょうで5年である。NHKが鶴岡市の自治会などに防災の取り組みについてアンケートをしたところ、夜間の避難を想定した対策や避難場所の備蓄の不足などに課題があることが分かった。山形県では沿岸に津波注意報が出されて多くの住民が夜間に避難したほか、28人がけがをして屋根瓦が落ちるなどの被害も出た。「地震をきっかけに課題が見つかったか」と質問したところ73%が「見つかった」と回答し、解消に向けた取り組みとして「1人暮らしの高齢者などの名簿の作成」や「新たな避難場所の指定などを進めてきた」と回答があった。また「ことし元日に起きた能登半島地震で新たな課題が見つかったか」と尋ねたところ44%の自治会などが「新たな課題が見えてきた」と回答し「夜間の避難を想定した対策」や「避難場所での備蓄を進める必要がある」などとしている。

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舟形町 小学生があゆの生態など学ぶ

舟形町の小学生が特産のあゆの飼育施設を訪れ生態などを学んだ。舟形小学校の児童たちは町内にある稚鮎センターを訪れ、あゆを元気に育てるために毎日水温や水中の酸素量を管理していることや、あゆ釣りで使われるあゆが体長20センチほどに成長していることなどの説明を受けていた。また、あゆの一生が分かりやすく描かれた紙芝居が披露され、秋ごろに卵からかえったあと海に下って春から夏に川に戻ってくる寿命が1年ほどの魚であることや、あゆ釣りは友釣りと呼ばれる伝統的な方法で行われることなどを学んでいた。

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(仙台局 昼のニュース)
台湾半導体関連団体がナノテラス視察

台湾からはTSMCなど半導体の関連団体が日本を視察しているが、ナノテラスにも視察に訪れている。分析したいものによってビームの種類を変えられることや、製品開発をしたい企業と研究者をマッチングさせるシステムを中小企業でも利用できることなどを説明している。あすは東京大学などの半導体研究を視察する予定となっている。

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能登半島地震の被災地 東松島から派遣の職員が近況報告

東松島市は東日本大震災の被害を受けた石川・能登町へ職員を派遣している。阿部修さんは災害復興支援として来年3月まで派遣される予定となっているが、情報共有のために一時的に帰還する形となっていて、寄付金の活用方法や学校への配分、備蓄品の配備計画案の作成などに着手している。阿部さんは「子どもたちが今までどおり笑顔で暮らせるような学校づくりをしていきたい」と話している。

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(広島局 昼のニュース)
日本代表6選手がパリ五輪へ抱負

広島市を拠点とするホッケーチームに所属する6人の選手がパリオリンピックに出場するホッケー女子日本代表のメンバーに選ばれ、きょう広島県庁を訪れて大会に向けた抱負を語った。県庁を訪れたのは広島市を拠点に活動するコカコーラレッドスパークスのキャプテン・浅井悠由選手など6人。今月、「さくらジャパン」の愛称で親しまれているホッケー女子の日本代表のメンバーに選ばれた。湯崎知事は今回の日本代表に選ばれた16人のうちレッドスパークスの選手が最多を占めていることを踏まえ、広島で引っ張ってもらいたいと激励した。さくらジャパンは今月23日から東京都内などでの合宿に臨み、来月28日のパリオリンピックの初戦に備えることにしている。

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地元の人たち招き コンサート

南一誠さんはエディオンピースウイング広島で「それ行けカープ」などを披露した。指定管理者のサンフレッチェ広島が元町地区の住民を招待したものとなっていて、今季からはJ1のスタジアムとしても使われている。ピースウイングと言う名前から「翼をください」を歌う様子も見られ、観客が笑顔を浮かべる様子も見られる。スタジアムはサッカーの試合がない時の活用方法が課題となる中、一定の手応えがあると仙田信吾社長は話している。

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列島リポート
伝統の塩づくり再開へ 石川 珠洲

石川・珠洲市の長橋町は揚げ浜式の製塩で知られているが、ここも能登半島地震で被害を受けてしまった。揚げ浜式製塩は組み上げた海水を人口の砂浜にまき、塩の結晶を集めて更に海水を注いで濃い海水を包めて釜で炊くことでミネラル分豊かな天然の塩を作る手法となっている。中巳出理代表は仕事で珠洲を訪れたことがきっかけで代表となったが、地震のために熟練の職人が命を失うなど厳しい状況に立たされている。さらに、海水を汲み上げた海岸が隆起し、砂を固めたことで水がしみ込みにくく不純物も混ざらなくなる人口の砂浜・塗浜も日々が割れるなどしてしまった。まず着手したのも塗り浜の再生で、ここを重機で修復していった。地震から4か月が経つ中、今年も塩作りが始まると、塗浜の表面にはきれいな塩の結晶が姿を見せた。後を引き継いだ浜士の水上憲雅さんはこれから回数を重ねていくと塗浜も固まっていくと話すとともに、それをやり続ける価値があると思ったから先人たちがやってきたと伝統への思いを述べている。

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日めくりカレンダー
宮城 仙台 復興願い”すずめ踊り”

平成23年6月18日、仙台市で震災で被害を受けた被災地の復興を願い、伝統のすずめ踊りがにぎやかに披露された。およそ400年前仙台城の新築祝に石垣を造った大阪堺の石工たちが踊ったのが始まりといわれ踊る姿がすずめに似ているのでその名が付いた。毎年5月の青葉まつりに行われてきた。この年は震災があったため中止されましたが市民の熱い要望で特別に開催することになった。2日間にわたって行われたすずめ踊りにはおよそ3000人の市民が参加被災地の人たちに活力を届けた。

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栃木 日光 中禅寺湖で”地蔵流し”

毎年6月18日、栃木県の日光中禅寺湖で船からお札を流して亡くなった人を供養する地蔵流しが行われる。大正時代から続く行事で湖のほとりにある、中禅寺立木観音の縁日に合わせ湖や日光連山で不慮の死を遂げた人の霊を慰める。参加した遺族や関係者は故人の名前を書いた地蔵尊のおふだを花束とともに湖に流す。戦争で一時中断したが、その後、毎年行われてきた。亡き人の人生に思いをはせる地蔵流し。

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NHKアーカイブス

NHKアーカイブスの告知。

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列島ぶらり旅
守り継ぐ棚田の恵み~滋賀 高嶋 畑地区~

標高およそ300メートル日当たりのよい斜面に棚田が広がる滋賀・高島市畑地区。田植えの準備が進んでいる田んぼを訪ねた。橋本さん夫妻は京都から8年前に移住してきたそう。移住の決め手だった棚田の景観が高齢化などで失われていくのを食い止めたいと仲間たちと米作りを始めた。棚田のすぐ横でゲストハウスを営んでいる。

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畑(滋賀)

畑地区で棚田を守ってきた林典男さんに昔の写真を見せてもらった。山の奥深くまで続いていた棚田は消え面積は60年で半分以下に。そんな林さんたちの作った棚田米は思わぬところで注目を集めている。畑地区の棚田米を使って醸した日本酒。酒造りには不向きな食用米。難しい挑戦を支えたのは地元への思いだった。年に一度の棚田の田植えイベントで田植えにチャレンジ。

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きょうのキニナル!
「大阪北部地震」きょうで6年 高槻市で黙とう

大阪北部地震について坂下恵理は「本当に大きい揺れだった。それからもう6年なんですね」などと話した。近田雄一は「なにかの折にこうして思い返して、話をする、会話をすることが次の備えにも繋がっていく」などと話した。

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クローズアップ現代

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うたコン

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