森田さんは「先月12月分のアメリカの小売売上高がかなり強かったので、年明け以降の長期金利の上昇を促した分があります。今回、消費の減速が見込まれていたものが進んでいないこともあり、モノが売れ始めていることを示しているので、3か月連続強いと将来のインフレ再燃が考えられますね。仮に下向いたとしても、基本的に消費が顕著な見方が市場で強まり、あまり大きなインパクトには繋がらないかもしれません」、石黒さんは「今日発表される10-12月期GDPは、日本株を占う上でも重要と考えています。市場予想では、実質GDPの前期比の1.1%成長、名目GDPは3%を超える成長が予想されています。日本の名目GDPはバブル期に拡大しましたが、バブル崩壊で長らく550兆円の壁がありましたが、今回の発表で600億円を超えれば、本格的な拡大の自信を深めることになりそうですね」などと話した。