パリオリンピックを最後に現役引退を発表していたバレーボール古賀紗理那選手、引退会見後、ご自身の競技生活を振り返っていただいた。熊本信愛女学院でエースとして活躍し2013年高校2年で初めて日本代表に選出。そこから日本代表のエースとして成長し日本女子バレーの顔として最前線を駆け抜けていった。ただ、彼女のバレーボール人生は決して順風満帆なものではなかった。リオオリンピックでは直前で代表落選。そして、東京オリンピックでは大会初戦で負傷退場し満足のいくプレーができずそれでも、東京大会以降はキャプテンにも就任自らの経験を積極的に後輩たちへ伝えてきた。キャプテンとして自分を奮い立たせ続けた彼女の支えになっていた存在が日本代表と所属チームで共にプレーした小島満菜美選手だった。多くの人の支えを受けながらキャプテンを務め上げ今年のネーションズリーグで日本初の銀メダルを獲得、チームをパリの舞台へと導いた。