第2回定例会初日に行われた小池知事の所信表明の一部を紹介。これまでの8年間を振り返り都政が今なすべきこととして「大改革の芽を更に大きく花開かせ一つの成功モデルを示し社会を構造から変えるダイナミックな流れを起こしていく」などと話した。東京を世界の成長をけん引する都市へと飛躍させる取り組みについて「 国際的なネットワークも強化し多様なプレイヤーの結節点として進化させていく」などと話した。インプルーシブな都市の実現に向けて「スポーツの力で包摂的な都市の実現にはずみをつけていきたい」などと話した。多摩島嶼のブランド価値を高めるために「多摩地域では国内で開催される大規模な観光イベントでのPRや多様なメディアを活用した情報発信などキャンペーンを展開する」などと話した。都市から持続可能な社会のモデルを作り上げ脱炭素化の歩みを加速させるとして「次世代型ソーラーセルはこれから発展していく技術だからこそ都が率先して見える化に取り組み社会実装の流れを加速させて発電する未来都市への道を開く」などと話した。安心・安全について「東京とどまるマンションについて今年度から防災備蓄資機材の支援を通じて町会等と合同で防災訓練を実施するインセンティブを導入した」などと話した。生活基盤を揺るがすリスクから都民を守る施策や2024年問題の対応について「国や事業者と連携して再配達の削減に向けた消費者の意識改革などに取り組むものを始動した」などと話した。人が輝く社会の実現に向けて「切れ目のない支援を国に先駆けて推し進めてきた」などと話した。女性が力を発揮できる社会を作るとして「はたらく女性スクエアを9月に開設するほか投資家のネットワークと女性起業家を結びつける機会を設けるなど自ら望むキャリアを歩み自分らしく輝けるようにしていく」などと話した。チルドレンファーストの社会の実現について「社会的自立に向けた支援施策の基本方針などを示す東京都子ども若者計画の改訂に着手する」などと話した。いつまでも活躍し続けられる長寿社会の実現については「 来月意欲あるシニア人材の多様な働き方の実現を後押しするプラチナキャリアセンターを虎ノ門に開設する」などと話した。