東京都は、新年度2025年度の予算案に盛り込む施策について、小池知事による査定を行っていて、きょうの検討の結果、ことし10月から都内の医療機関で麻酔を使って出産時の痛みを和らげる無痛分べんを行った都内在住の妊婦に、最大10万円を助成することになった。都によると、無痛分べんにかかる費用の助成は都道府県では初めてだということで、事業費として11億円を計上している。また、これまで2人目以降の子どもを無償としていた保育料について、ことし9月からは第1子にも拡大することになった。総事業費として763億円を計上していて、都内ではすべての子どもの保育料が無償化されることになる。都は今月末に予算案について公表する予定で、その後、都議会での成立を目指す。