15日、福島県の米農家を訪ね歩いた小泉大臣。生産者が次々に口にしたのは農水省の統計データが現場の実況と異なるとのこと。2024年産米の作況指数は平年並み。米はあるが価格は高止まりしている。実態と合っていないでは?と疑問視されている。一方、小泉大臣が打ち出した政策で、価格に変化の兆しもみている。随意契約の備蓄米放出によって、新潟県産コシヒカリは60キロあたり3万5500円と3週間ほど前より14600円値下がりした。セルシオ 和田町店では店頭に並ぶ米は銘柄米のみで、すべて5キロ5000円を超えている。今月から備蓄米が並び始めたことでこの店の米の売上は先月と比べて約15%も減った。店側は精米から1か月たった米を最大10%値引きしている。