明日投開票が行われる、自民党の総裁選。自民党本部前から中継でレポート。明日の投開票は党本部で行われる。いくつかのフロアで明かりがついており、職員が準備を行っている。5人の陣営は議員会館の事務所を回ったり電話をかけるなどして、「議員票」の取り込みへ最後の追い込みを行っていた。今夜は複数の陣営が都内で会合を開いており、最終的な情勢分析をしているものとみられる。おととい時点の情勢では小泉農水相が先行していると伝えられ、石破内閣を支えた平デジタル相も小泉氏への投票を明らかにした。同じく先行する高市前経済安保相は、態度を明らかにしていない議員に電話で直接みずからへの支持を呼びかけた。2人を追い上げる林官房長官は陣営の会合に出席し、投票先を決めていないとみられる議員を中心に最後まで働きかけを行う方針を確認したという。小林元経済安保相も陣営の会合に出席し、引き続き全力を尽くす考えを示した。茂木前幹事長は国会内で開かれた陣営の会合に出席したほか、党所属の国会議員事務所を個別に回り直接支援を求めた。1回目の投票では国会議員票と党員票が同じ295票だが、決選投票になった場合は国会議員票の割合が高くなる。情勢は上位2人による決選投票にもつれこむことが確実で、国会議員票をめぐる駆け引きが活発になっている。麻生最高顧問と岸田前総理がカギを握るとみられていて、ともに誰を支持するか明らかにしていない。高市氏は3日前に麻生氏と会談し、支援を求めた。きょうは午後2時に小泉氏が麻生氏のもとを訪れ、約30分間会談。午後3時半前には茂木氏が訪れ、こちらも約30分間会談した。一連の会談では決選投票などを見据えながら麻生氏に支援を求めたり、意見を交わしたりしたものとみられる。林氏は旧岸田派のナンバー2の座長を務め、岸田氏を支えていた。岸田氏のもとにはきょう小泉氏が訪れ約30分間会談し、岸田氏は「最後まで頑張れ」と激励したという。小泉氏は菅副総裁とも会談し、さらに夕方には石破首相とも会談。その後谷垣元総裁の自宅を訪問した。投開票を前に、立憲民主党の野田代表は「約70日間事実上の政治空白が続いていて、物価高は深刻。国民生活をあまりに無視した状況」などと批判した。国民民主党の榛葉幹事長は「数あわせの駆け引きではなく、国民生活を見た政治をお願いしたい」などとコメントした。
