自民党本部から中継。総裁選は国会議員票295票と党員票295票をめぐって争われるが小泉氏と高市氏がリードし、林氏が追いかけている。過半数を取る候補はいないとみられ、決選投票が確実な情勢。党員票では高市氏が北海道など26都道府県でリード、小泉氏が青森県など8県でリード、林氏が4県でリードしている。決選投票のカギは票を束で動かすキーマンの動向。麻生最高顧問は党内に唯一残る派閥の会長で、約40人の議員が所属。関係者によると麻生氏はきのう「党員票で1位になった候補を応援する」と周辺に伝えた。岸田前総理大臣は態度を表明していない。2つ目のポイントは1回目で敗れた陣営が決選投票でどう動くか。林陣営は旧岸田派議員を中心とし、石破票を多く取り込み議員50人以上を固めている。小泉氏と高市氏の戦いとなれば小泉氏に多くの票が流れるとみられる。小林陣営の幹部は「票は分散するのではないか」と話している。
