- 出演者
- 林マオ 小澤征悦 足立夏保 石原伸晃
2025年、自民党率いる与党は衆参で過半数割れ。辞任表明をきっかけに立ち上がった5人の武将。小林鷹之候補、茂木敏充候補、林芳正候補、高市早苗候補、小泉進次郎候補。立て続けに起きるハプニングの数々。キーパーソンは誰に、激戦の裏側を元自民党幹事長・石原伸晃が生ぶっちゃけ。新たな総裁は国を率いるカリスマになれるのか、結末はこのあと明らかに。
オープニング映像。
オープニングの挨拶。コメンテーターと石原伸晃を紹介した。
総裁選をめぐり、麻生最高顧問が「党員票で1位になった候補を応援する」と周辺に伝えた。高市氏が北海道など9都道県でリード、小泉氏が青森県など2県などでリードしている。石原が「本音は小泉さんのことが嫌いなんじゃないか」などとコメントした。
小泉候補の決起集会会場前から中継。解党的出直しを掲げた自民党。今回の総裁選には5人の候補が立候補。橋本が「今回はみんな安全運転。そこが不満」などとコメントした。
水曜日、メジャーリーグ・ドジャースの世界一へ向けた戦いが始まった。先に2勝した方が次のシリーズに進み、頂点へ一歩近づく。初戦、大谷翔平は1番指名打者で出場し2本のHR。ドジャース10-5レッズ。
2戦目のマウンドを託された山本由伸。9の三振を奪って7回途中まで好投。9回、マウンドに上った佐々木朗希が試合を締めた。ドジャース8ー4レッズ。あすは大谷が先発予定。
水曜日、中国では国慶節に伴う大型連休が始まり、のべ23億6000万人が移動すると予測されている。大手旅行会社・シートリップによると人気の海外旅行先1位は日本。東京・羽田空港では爆買いの人たちもいる一方、三井アウトレットパーク 木更津にいた中国人観光客は中々商品を買わない。クーポンを利用して買い物する人も。インバウンドの傾向調査をする会社によると高級ブランド品より医薬品や食品など本当に必要なものを選ぶ傾向がみられる(インタセクト・コミュニケーションズ)。
自民党総裁選。高市早苗氏は「人事を尽くして天命を待つ」、小泉進次郎氏は「できることは最後まで全部やる。最後まで全力を尽くして丁寧に強く戦い抜く」、林芳正氏は「最後の最後まで林プランや熱意を伝えて戦いに臨みたい」などと語った。5人の候補のうちこの3人による三つ巴の争いの構図に。陣営を独自取材。候補者本人を直撃。激しい終盤戦のウラ側を追った。
安倍元総理大臣の遺志を継ぐ高市早苗候補。前回の総裁選で党員票を最も多く獲得。なぜ支持されるのか、元自衛官で自民党員の山下は「今後を見据えた場合に信頼、信用できるのは高市氏しかいない」などと話した。党員票の掘り起こしに効果を見せた高市陣営のワゴン車「Veanas号」の活動。全国各地で声を集め、意見を聞いて回った。今回は政策ばかりでなく自身の素直な気持ちも伝えるようにしている。地元奈良公園についての発言については「心の中にたまっていたことを話したが、シカの話は評判が悪かった」などと語った。旧安倍派を中心に支持を得る高市候補。今週麻生最高顧問と会い支援を要請。きのうは議員宿舎にこもり、電話をかけて議員票の上積みや他陣営からの引きはがしを図った。
終盤戦の今週に入り情勢調査で激しい追い上げを見せている林芳正候補。林氏は「勝つために一つ一つのステップを踏んでいけたら」などと語った。先週土曜日の討論会では日本をどういう国にしたいか英語で答えるよう求められ、流ちょうな英語で答えた。外交の場で音楽を披露することで関係を築くのに役立ったという。総裁選では経験と実績に裏打ちされた対応力と安定感をアピールしている。さらなる議員票の獲得に向け、各議員に手紙を送った。退陣表明した石破政権を支えた1人として責任を問う声もある。
ポスト石破を巡る戦いにいち早く参戦を表明した茂木敏充候補と世代交代を訴える小林鷹之候補は党員票、国会議員票ともに伸び悩んでいる。
本音と建前“ぶっちゃけ”生解説、自民党「新総裁」は誰に。石原が「本音」か「建前」か判定、「ぶっちゃけ」の軍配を使って総裁選のウラ側を話す。
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自民党総裁選は午後1時ごろから国会議員が投票開始。過半数を獲得した候補がいれば新総裁に選ばれ、誰も過半数に届かない場合は上位2人による決選投票が行われる。日本テレビが自民党員、党友と答えた人を対象に行った調査では高市氏35%、小泉氏28%、林氏23%。石原が「麻生さんくらいのベテランになると損得や世論を見て絶妙な判断を下すんじゃないか。好き嫌いはある」などとコメントした。
自民党本部から中継。午後1時から総裁選が行われる。今回の総裁選には5人が立候補。自民党は解党的出直しを掲げた。候補者の決起集会が行われている。小泉候補は「国民のために働く自民党を作る」、高市候補は「頑張って参ります」と語った。林候補は選挙戦最終日、議員票獲得に向けて各国会議員に手紙を送った。
自民党本部から中継。総裁選は国会議員票295票と党員票295票をめぐって争われるが小泉氏と高市氏がリードし、林氏が追いかけている。過半数を取る候補はいないとみられ、決選投票が確実な情勢。党員票では高市氏が北海道など26都道府県でリード、小泉氏が青森県など8県でリード、林氏が4県でリードしている。決選投票のカギは票を束で動かすキーマンの動向。麻生最高顧問は党内に唯一残る派閥の会長で、約40人の議員が所属。関係者によると麻生氏はきのう「党員票で1位になった候補を応援する」と周辺に伝えた。岸田前総理大臣は態度を表明していない。2つ目のポイントは1回目で敗れた陣営が決選投票でどう動くか。林陣営は旧岸田派議員を中心とし、石破票を多く取り込み議員50人以上を固めている。小泉氏と高市氏の戦いとなれば小泉氏に多くの票が流れるとみられる。小林陣営の幹部は「票は分散するのではないか」と話している。
内閣府の世論調査、政府に対する要望、「力を入れるべきこと」では物価対策が3年連続トップ。減税に重点を置いている小林氏、高市氏、小泉氏、給付は茂木氏、林氏。石山が「消費税減税はどこにいったのか。参院選の結果として国民が求めていたのはいますぐ何かしてほしいという期待だった」、安部が「中長期で見ると税制の仕組みを踏み込んで変えた方が良い。高市さんが言っているような給付付き控除の話は仕組みとしては必要」などとコメントした。
今年度の政府予算案に賛成した日本維新の会。総裁選の各候補が連立拡大の可能性を示す中、吉村代表と距離が近いとされる小泉氏。吉村代表は「高市さんも今回の総裁選で首都機能のバックアップが必要と明言している」などと話した。維新の連立入りについて、国会議員団代表を務める藤田文武共同代表は「打診があれば交渉のテーブルにつく」と発言。国民民主党・玉木雄一郎代表は維新を牽制、年収の壁の引き上げなどを連立入りの条件に提示された場合を問われると「打診がきてから考える」とした。
