- 出演者
- 林マオ 小澤征悦 橋本雅之 高岡達之 足立夏保 吉積夏帆
月曜日、新学期開始も要警戒、「ニンバス」とは。北海道・札幌の小学校では新学期が始まった。暑さもさることながら心配なのが新型コロナ。いま猛威を振るっているのがオミクロン株が変異した「ニンバス」。東京医科歯科大学市川総合病院・寺嶋毅医師によると特徴は「カミソリをのみ込んだよう」とも言われるのどの痛み。厚生労働省によると現在新型コロナの患者数は10週連続で増加している。
火曜日、“沈黙の富士山”もしも噴火したら…。内閣府が初めて富士山大規模噴火のCGシミュレーションを公開した。富士山から関東方面に向かって風が吹いた場合、東京都内にも大きな影響を及ぼすとみられている火山灰。新宿では直径0.5ミリ以下の火山灰が降り、2日後には5センチ以上の厚さに。道路では視界不良などが発生し大渋滞。配送できず生活物資が不足する可能性が。停電、鉄道の運行停止も。木造家屋に30センチ以上火山灰が積もった状態で雨が降ると倒壊するおそれもある。富士山の噴火、前回は約300年前。
水曜日、突風、鶏舎や電柱が倒れた。埼玉県坂戸市で突風が発生。鶏舎1棟と電柱5本が倒れる被害が出た。周辺の約770軒で停電が起きた。熊谷地方気象台によると原因はダウンバーストなどの可能性がある。
木曜日に届いた映像、トマト120トン、2万人以上が投げ合った。スペイン・バレンシア州の町で人々が投げ合うトマト。毎年8月最後の水曜日に行われる「トマト祭」。ことしは世界中から約2万2000人が参加した。
金曜日、逮捕から1週間、見えてきた容疑者の行動、神戸女性刺殺。新たな防犯カメラの映像。事件2日前、殺害された女性とみられる女性と殺人の疑いで逮捕された容疑者とみられる人物の映像。事件2日前の朝に女性を初めて認識したという趣旨の供述をしていることが判明した。事件当日、女性を職場からマンションまでつけ回し犯行に及んだとみられている。今月17日、事件3日前には別の複数の女性の後をつけていた可能性があることも分かった。警察は好みの女性を物色したうえで女性を一方的に狙った可能性があるとみて調べている。
金曜日、判明!9月も止まらない食品の値上げ…その数。神奈川県横浜市のスーパーセルシオ 和田町店で客が手に取っていたアイス。大手メーカー数社によると原材料費などが上昇していることから9月から家庭用アイスを相次いで値上げする。「ガリガリ君」を販売する赤城乳業、。「ガリガリ君ソーダ(箱入り)」は来月から20円値上げになる。9月の食品値上げは帝国データバンクによると1422品目。
オープニングの挨拶。コメンテーターを紹介した。物価上昇などについて菊川怜が「アイスをすごく買うので困る」などとコメントした。
関東では最高気温が40℃に迫る予想で再び災害級の酷暑となるおそれがある。東京・目黒区から中継。東京都心は37.9℃まで上昇し、ことしの夏の最高を更新した。きょうとあす、「第一回中目黒盆踊り大会」が開かれる。2日間で4000人が来場する見込み。
8月最後の土日も暑い。最高気温40℃予想の地点も。京都では暑さによる異変が。
東京都心は午前11時現在で35.4℃と猛暑日に。最高気温は38℃の予想。全国の多くの地点で猛暑日となり、30都府県に熱中症警戒アラートが発表されている。厳しい残暑の中、あるものを活用する家庭。買い物に行く頻度を減らそうと冷凍食品を多く購入。
京都では異常な暑さで400年以上の歴史に異変が。宮廷タイ料理が味わえる店。きのう昼間に川床を利用する人はおらず。鴨川の川床はこれまで9月末までの営業だったが近年残暑が長引くことからことしは10月15日まで延長。ことしの京都市の猛暑日は50日、熱帯夜も54日となり、2年連続でいずれも50日を超えた。北日本では来週火曜日にかけて、東日本と西日本では金曜日ごろにかけて猛暑日となるところがある見込み。熱中症に警戒が必要。
東京・目黒区から中継。東京は37.9℃となり、ことしの夏の最高気温を更新。氷を販売する渋谷の冨士氷室では朝から注文の電話が鳴り止まない。帝国データバンクによると2024年度の製氷市場は691億円と前年度比2.9%増加し4年連続拡大。東京都内に朝7時から営業しているかき氷店がある。世田谷のかき氷店・氷屋kitsune「いちじくとレモン」を紹介した。石田が「企業にとっては負のインパクトが世界経済にも非常に大きい。ビジネスの先行きも見えづらくなっている」などとコメントした。
北アルプス・乗鞍岳の山頂付近を歩くクマ。富山・薬師峠のキャンプ場ではテントの真横で何かを食べる。クマに襲われた男性。青森県弘前市の世界遺産に続く道路ではクマ3頭が目撃された。今週水曜日、大森勝山遺跡は立入禁止の措置が取られた。全国で相次ぐクマの出没。今月東京都内でも被害が。先週水曜日、青梅市の防犯カメラが捉えたクマ。ことし都内に出没したクマの目撃情報などを示した地図(提供:東京都環境局)。青梅市や八王子市などで150件以上寄せられている。先週土曜日には奥多摩町で都内で6年ぶりとなるけが人も。川で釣りをしていた男性が襲われたが命に別条はない。「都内では今後も更に注意が必要だ」と専門家は語る。環境省によると今年度7月末までに55人がクマの被害に遭い、うち3人が死亡した。青森のりんご園で捕獲された2頭のクマ。今月上旬ごろからクマによる食害が続いていた。北海道江差町の畑では15個のスイカが被害に遭った。
ヒトの生活圏に出没し後を絶たないクマの被害。もしもに備え、レジャー客を中心に欠かせないグッズがある。クマを撃退する「クマスプレー」。昨年からレンタルサービスも開始。
先週土曜日、北海道初山別村でクマが出没。中学校の敷地に入ったためハンターが発砲。銃弾が命中するも、クマは山の中へ。あさってから始まる自治体の判断でハンターが市街地でもクマを迅速に駆除できる新制度「緊急銃猟制度」。東京都猟友会青梅地区・横山岩根は「ずいぶんプラスになる。最高だがその通りには運ばないだろう」などと話した。
これまでは警察が命令した場合などに限り市街地での猟銃の発砲が可能だったが9月から条件を満たせば自治体の判断で発砲が可能になる。北海道猟友会はきのう自治体依頼の出動や発砲の要請を「拒否してもよい」と道内の各支部に通知。齊藤哲嗣専務理事は「ヒグマの反撃などで自損事故が発生する可能性があるがハンターへの保険、補償が十分でない」と話している。中林が「人類と動物をどう考えるかということの最大の問題。ハンターに全て依存することは難しい」、高岡が「山が見えるところは可能性があるぐらいに思っておかないと。いままでいなかったからが通用しなくなっている」などとコメントした。
身近に潜むマダニ感染症の脅威。致死率が最大30%に達し、各地に広がっている。野生動物との距離が近くなっていることが原因と考えられている。感染を防ぐためにいまできることとは。
多くの観光客でにぎわう奈良公園。シカにマダニを何匹も確認。奈良県はシカに触らないよう注意喚起している。数多くの感染症を媒介するマダニ。中でもいま警戒が強まっているのが重症熱性血小板減少症候群、SFTS。SFTSウイルスは2011年に中国で見つかり、日本では2013年に初めて感染が報告された。ことしの感染者数は今月17日までで143人と過去最多を更新(国立健康危機管理研究機構)。死亡者数は126人となっている。去年インフルエンザでも使われる抗ウイルス薬「アビガン」が世界初の治療薬として承認されたがワクチンはない。兵庫医科大学・夏秋優功労教授は「虫よけスプレーを必ず体中にふって野外活動をしていただきたい」などと話した。これまで西日本での報告が中心だったがことしは感染が確認されていなかった関東地方や北海道でも患者が報告されている。原因の一つと考えられているのが外来生物や野生動物の人間の生活圏への進出。ことし6月には東京都心でもアライグマの姿が目撃された。神奈川県横浜市の公園では約30分で5匹以上のタイワンリスを確認。アライグマやタイワンリスはマダニとウイルスを運ぶ媒介者となるリスクが高い。
横浜市内に住む男性。自宅屋上の屋根の隙間にタイワンリスが巣を作り、家庭菜園も被害を受けた。横浜市では市から委託を受けた駆除業者がワナを設置。国立環境研究所・五箇公一特命研究員は「街の中でこれから心配されるのがペット。犬とか猫。マダニにかまれて病気に感染するリスクが増えてくる」などと話した。ことし5月、三重県でSFTSに感染した猫の治療にあたった獣医師が感染し死亡。治療した猫から感染した疑いがある。
マダニ感染症。中林が「万が一かまれたら手で取り払わないと教わった。まさか日本でこんなに広がり犠牲者が出ているなんて、時代が変わったなと思った」などとコメントした。