2025年7月19日放送 11:55 - 13:30 日本テレビ

サタデーLIVE ニュース ジグザグ
▽「外国人政策」争点化 あなたは?

出演者
林マオ 小澤征悦 橋本雅之 高岡達之 足立夏保 吉積夏帆 
今週の注目ニュース6選
月曜 ホテル代高…コンビニ初サービス

夏休みシーズン突入。ホテル代が高止まりする中、ローソンがはじめた店舗の駐車場で車中泊を受け入れる実証実験。千葉県内の6店舗で1泊2500円から利用できる。

火曜 突風の瞬間…電柱が真っ二つに

岐阜市では突風で24棟の建物に被害が出た。岐阜地方気象台は「竜巻の可能性が高い」と判断。ビニールハウスが壊れ、電柱は真っ二つに。

水曜 球宴!大谷選手まな娘は”お留守番”

メジャーリーグの祭典、オールスターゲーム。試合前の恒例、レッドカーペットショーに大谷翔平と妻・真美子さんの姿が。大谷は紺のダブルジャケット、真美子さんは開催地、ジョージア州の名産「桃」の色に合わせたドレスに身を包んだ。長女にどんな姿を見せたいか、大谷は「試合には来ないので個人的に頑張りたい」などと話した。まな娘はお留守番。ナ・リーグvsア・リーグ、1番指名打者で先発出場した大谷は第1打席でセンター前ヒット。

水曜 27年ぶり「該当なし」芥川賞・直木賞

直木賞「該当作なし」の貼り出し。芥川賞も投票で過半数に満たず。27年ぶりにいずれも「該当作なし」という異例の結果となった。

木曜 45億円!恐竜の子どもの化石

アメリカのオークションに出品された1億5000万年ほど前に生きていたと推定されるケラトサウルスの子どもの化石。約3050万ドルで落札された。

金曜 牛も”夏バテ”関東甲信など梅雨明け

気象庁が関東甲信、北陸、東北南部の梅雨明けを発表。約200頭の牛を飼育する千葉県いすみ市の酪農牧場・高秀牧場。牛乳の生産量が多いときには1日あたり600キロ減ることもある。人も牛も暑さ対策が必要。

NEWS
コメンテーターの紹介

オープニングの挨拶。コメンテーターを紹介した。

最新 関西電力 原発新設へ「地質調査」再開方針

関西電力は福島第一原発の事故を受け、福井県美浜町にある美浜原子力発電所1号機の建て替えに向けた地質調査を中断。美浜原発は3号機のみが稼働し、1、2号機の廃炉が決まっていて、関西電力は新たな原発の建設に向け地質調査を再開させる方針を固めた。東日本大震災以降原発新設に向けた具体的な動きは初めて。参院選最終日、あす投開票のタイミングで新たな原発の設置というニュース。高岡達之が「原発と関わりのある地域の方の受け止め、産業界の受け止め、電力が大事だということはもっと選挙の前の方に出ていたら情勢が変わっただろう」などとコメントした。

北海道 福島町でクマを駆除

きのう北海道福島町の住宅街、ヒグマの目撃情報を受けてNNNの取材班が現場へ。警察、消防、ハンターが警戒。ハンターがクマを発見、銃声が鳴り響いた。

緊迫 クマ駆除の瞬間 住宅街に銃声

先週土曜日、北海道福島町で新聞配達員がクマに襲われ死亡。その後もクマは町内各地に頻繁に出没。スーパーでは倉庫が荒らされる被害も。先週、北海道は制度ができてから初めてとなるヒグマ警報を町内全域に発出。近くの小学校などでは保護者による見守り登校が行われた。きのう住宅街で目撃されたクマ。警察によると発砲が許可されていない住宅街だったが、警察官職務執行法を根拠にハンターに発砲を命令し、駆除された。福島町では4年前、女性がクマに襲われ死亡。先週、新聞配達員が襲われた現場付近から採取した体毛をDNA解析した結果、4年前に女性を襲ったクマと一致。北海道立総合研究機構はきのう駆除されたクマのDNA解析を進めていて、人を襲ったクマと同一個体か調べている。今回、男性を襲ったとみられるクマのDNA解析の結果、4年前に女性を襲ったクマと同一個体であることがわかった。クマの出没件数は環境省によると速報値で直近5年で今年度が最多の3194件。人身被害は2023年度は過去最多の219人(うち6人が死亡」。

中継 ベッセント財務長官 発言は?

日米関税交渉のキーパーソンが来日し、現在、大阪・関西万博にいる。大阪・関西万博会場から中継。きょうはアメリカナショナルデー。入場の際、赤沢経済再生担当大臣がアテンド。万博訪問に先立ち、ベッセント財務長官はきのう、石破総理と面会。石破総理は関税協議での合意に向けて協議を加速化させるよう要請。ベッセント財務長官は「必ず合意ができる」と発言があった。トランプ大統領とのトップ会談での交渉打開の可能性について「日程は決まっていないが、国益を背負って大統領と直接話す機会はあると考えている」と強調。相互関税の発動期限が来月1日に迫る。ベッセント財務長官と旧知の仲の早稲田大学・中林美恵子教授はベッセント氏は来日前から交渉を進めるつもりがなかったと指摘。浮かび上がったのはベッセント氏の参院選への関心。

関税 石破✕米側”交渉責任者”面会 専門家「トランプ大統領は強気」/最新”交渉責任者”来日で何を?関税25%まで”あと13日”

きのう、アメリカ・ベッセント財務長官は石破総理と約30分面会。石破総理は協議の加速化を要請。ベッセント財務長官は「必ず合意ができる」と話した。石破総理派トランプ大統領との会談について「日程は決まっていない。直接話す機会があると考えている」と話した。早稲田大学・中林教授は今、トランプ大統領は強気だと解説。赤沢経済再生担当大臣は来週にも訪米する調整をしている。

「外国人政策」が急浮上?一体何が

今回の参議院議員選挙でもさまざまな争点が挙げられているが、急浮上しているのが外国人政策。参院選✕〇〇(消費税、外国人、コメ、医療、物価高、年金、安全保障、裏金、子育て)投稿数の推移(Xの集計)で最も多かったのは「外国人」。うちネガティブな内容が36.0%。検挙件数の推移は外国人が占める割合が約8%と横ばい(警察庁の犯罪統計より」。外国人の検挙件数の推移は20年で半分以下。「外国人の犯罪が急増」という投稿は事実と異なる。

在留外国人の現状を取材。大恩寺(埼玉・本庄市)・ティック・タム・チー住職は厳しい労働環境や低賃金などを理由に職場を離れたベトナム人の保護を行っている。日本国内では建設業や農業、介護など働き手が少ない分野を外国人が低賃金で支えている現状がある。日本に在留するベトナム人は63万人超(出入国在留管理庁より)。

外国人をめぐる政策に注目が集まっている参院選の各党の主張。外国人との共生か規制の強化か争点に急浮上の背景は。

ジグザグ考論
参院選 外国人政策が争点に?なぜ 専門家「意外な背景」生解説/参院選 多様な争点…投票”決め手”は?選挙戦に幕 あす投開票/速報 17日間の選挙戦 きょう最終日 各党の訴え

なぜ今、外国人政策が争点として急浮上しているのか。終盤の情勢分析。予想獲得議席。JX通信社代表取締役・米重克洋のスタジオ解説。外国人政策が争点に急浮上したのはインフレと物価高。世論調査で自民党の支持層を分析すると安倍政権の時よりも50代以下の支持率がすごく下がっている。 外国人の購買力の高さと物価高における生活の苦しさがコントラストになってフラストレーション担っている可能性がある。火曜日には政府が外国人政策の司令塔を発足している。日本はきちんとルールが作られていない。今こそ世界に目を向けるべき。

SNSと選挙をめぐっては誤った情報、誤解に基づいた情報がある可能性がある。フェイク情報を見分けるポイント:比べてみる、発信源を確認、情報の鮮度、一次情報を確かめる。インターネットで見ている情報は偏っているということを自覚すること。

今回の参院選で問うべき争点は何か。世論調査で物価高は全世代の一番の関心事になっている。年代ごとに見ている媒体が違うと支持政党も変わってくる。

17日の選挙戦もきょうが最終日。あす投開票を迎える。各党の党首が今、何を訴えているのか、最新の演説。自由民主党・石破茂総裁「消費税は医療、年金、介護、子育てに使わなければいけない大切な財源」。公明党・斉藤鉄夫代表「最後の大逆転を心からお願いする」。立憲民主党・野田佳彦代表「野党議席の最大化をしていくということは1人区でひとつひとつ自民党の議席を削っていくということ。野党議席の最大化ができた時は自公政権の過半数割れが実現できる」。日本維新の会・吉村洋文代表「社会保険料を下げる改革が絶対に必要」。国民民主党・玉木雄一郎代表「最初から取らないで残す」。日本共産党・田村智子委員長「中小企業への賃上げ支援に回して働く人みんなの賃上げをやっていく」。れいわ新選組・山本太郎代表「30年の不況、物価高、コロナからも立ち直っていないという状況で大胆にやるならば消費税の廃止以外ない」。参政党・神谷宗幣代表「目標議席は20議席」。日本保守党・百田尚樹代表「30年間、全く国民の所得は平均所得が上がらない」。社会民主党・福島瑞穂党首「自民党政治を変えるチャンスがあす。社民党は生き残りをかけた戦いをやっている」。

前回の参院選の投票率は52.05%。期日前投票は前回が過去最多。中間状況では今回、988万5919人と前回を上回っている。政治家の伝統的な3バン:地盤(組織力)、看板(知名度)、カバン(資金力」。新たなバンはネット地盤。候補者や政党がSNSなどで築いた情報発信力、フォロワー群、インフルエンサーとの連携など。

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