2025年8月2日放送 11:55 - 13:30 日本テレビ

サタデーLIVE ニュース ジグザグ
▽酷暑危険 徹底解説!石破政権は?

出演者
林マオ 小澤征悦 橋本雅之 高岡達之 足立夏保 吉積夏帆 石原伸晃 
今週の注目ニュース5選
月曜 イチローさん殿堂入り「妻への感謝」

月曜日、イチロー殿堂入りで妻への愛。アメリカ野球殿堂入りを果たしたイチローが表彰式典で思いを語った。

火曜 ゴルフ場にクマ出没 今週も各地で

火曜日、ゴルフ場にクマ。北海道千歳市でゴルフ場の池を泳ぐクマ。全員建物内に避難し無事だった。北海道羅臼町ではシカを襲うクマの姿も。岩手県花巻市では住人が台所でクマと遭遇。けがはなかった。宮城県ではクマ出没警報も。夏休みシーズン、山や河川敷などでは注意が必要。

水曜 最大1.3メートル津波 避難に課題も

水曜日、3.11以来世界最大規模、カムチャツカ地震で日本にも津波。茨城・大洗町の大洗海岸に高い波が押し寄せた。ロシアのカムチャツカ半島沖で発生したマグニチュード8.8の地震。太平洋沿岸の広い範囲に津波警報が発表された。避難指示の対象となったのは全国で200万人以上。日本各地に津波が到達。1.3メートルの津波が観測された岩手県の久慈港。三重県熊野市では車が転落する死亡事故も。死亡した女性は津波警報が出されたあと家族に「車を置いてくる」と連絡していた。高台に避難するための車で各地で相次いだ渋滞。暑さの中の避難を含め、日頃から対策を考えておく必要がある。

木曜 伊東市長”やっぱり辞めない”表明

木曜日、学歴詐称疑惑を巡って静岡県伊東市の田久保真紀市長は辞職の意向から一転、続投する方針を表明した。百条委員会への出頭を拒否したことについては「私がどのような理由で出頭し、何を証言しなければいけないのかしっかりお示しいただければ次回出頭を検討したい」などと述べた。

金曜 猛暑の京都 台風が関東接近

金曜日、猛暑、危険な暑さのなか 台風9号。連日猛暑日を記録している京都市内。花街祇園では「八朔」が行われた。猛烈な暑さの中、台風9号が関東地方に接近。酷暑、台風、豪雨、いま地球に何が、このあと気候科学の第一人者が解説する。

NEWS
コメンテーターの紹介

オープニングの挨拶。コメンテーターを紹介した。

LINEUP

台風9号の関東への影響などについて伝える。

中継 台風9号 関東はいま

千葉・銚子市から中継。台風9号が最も接近した銚子市にある海水浴場。海は波が高い状態が続いている。遊泳は禁止。ライフセーバーが海に入らないよう呼びかけている。

台風9号 暴風・高波に警戒

千葉県銚子市はきのう午後1時ごろ台風9号の強風域に入った。漁港では漁師が船を係留するロープを張り直していた。海水浴場は遊泳禁止に。犬吠埼灯台も見学を休止。きょう予定されていた花火大会は延期。あすのみこしパレードは中止に。銚子海洋研究所ではカムチャツカ半島沖で発生した地震により津波警報が発表されたことに加え、台風の影響でイルカウォッチングのツアーができなくなった。生活への影響も。東京・八丈島のスーパーでは商品の入荷が止まり品薄状態に。都内にも強い雨と風をもたらした台風9号。今後の影響は。

お天気 要注意 台風離れても 高波・天気急変/台風9号 関東への影響は 暑さも…夏休み中の海水浴場のいま

台風9号はこのあと北東方向に離れていく見込み。熱帯低気圧は本州の南の海上を北東方向に過ぎ去る見込み。天気の急変には注意が必要。発雷確率は北日本から東日本で高くなっている。あすにかけて波が3~4mと高い状態が続きそう。週末は晴れていても海でのレジャーに注意が必要。海水浴場の旗サイン(日本ライフセービング協会より)を紹介した。

千葉・銚子市から中継。台風9号が最も接近した銚子市にある海水浴場。銚子地方気象台は強風や高波に注意を呼びかけている。台風は漁業だけでなく農業にも影響。強風の影響でトウモロコシが倒れている。観光にも影響が出ている。ホテルはキャンセルが相次いでいる。イルカやクジラのウォッチングツアーは津波と台風の影響で開催できていない。

記録的猛暑 世界が異常気象に…

千葉・銚子市から中継。きょうの東京都心は午前11時現在で32.5℃。きのうと比べ高くなっている。多くの観光客でにぎわう京都市内。きょうも猛暑日なら2週間連続となる。きょうも全国各地で暑くなり、105地点が猛暑日に。35都府県に熱中症警戒アラートが発表されている。危険な暑さとなった今週、影響は各地で見られた。

月曜日、東京・渋谷区、日陰の移動に合わせて人も移動。火曜日は午前中から猛暑日となり、最高気温は36.4℃。福岡県太宰府市の去年の猛暑日の日数は62日間と国内最多を更新。きのう最高気温が36.2℃となり、猛暑日が2週間続いている。水曜日には兵庫県丹波市で41.2℃と国内での観測史上最高気温を更新。気象庁はきのう「7月の全国の平均気温が統計開始以降最も高かった」と発表。暑さに加えて深刻になっている水不足。農業用水を供給している宮城県大崎市の鳴子ダムでは火曜日、貯水率が0%になった。水不足が続く新潟県上越市。市民に40%以上の節水が呼びかけられ、対象は約10万8000人。厳しい暑さと水不足で心配される新米への影響。全国有数のコメどころとして知られる宮城県では一部の田んぼにひび割れが。

福岡県糸島市、約8000頭の豚を飼育している養豚場・井上ピッグファーム。豚は汗腺が退化していて汗をかいて体温を調節することができない。井上博幸社長は「夏場暑いから豚がえさを食べないし、大きくならない。子豚に与える乳も出ない」などと話した。出荷頭数が減ったり、体重が増えずに小さなまま出荷されるケースが増える。国産豚肉の卸売価格は連日暑さが続いた6月ごろから急激に高騰し、先月18日には史上最高値となる1kg=948円に(資料:農林水産省統計部「食肉卸売市場調査」をもとに作成)。

異常気象が世界を襲っている。トルコでは記録的な猛暑が続き、先月25日には南東部で50.5℃を記録。50℃を超えたのはトルコ史上初。6件の山火事が同時に発生。先月29日までに17人が死亡し、このうち10人は消防士(ロイター通信)。異常気象は暑さだけでなく、アメリカ・ニューヨーク市では先月31日、強い雨が降り道路が冠水。2台の車が水没した(アメリカメディア)。地下鉄のホームも水浸しに。ニューヨーク市やニュージャージー州では非常事態宣言が出され、激しい雨と突発的な洪水への警戒が呼びかけられている。世界規模で頻発する異常気象。日本、世界は今後どうなるのか。酷暑がもたらす危険な未来を専門家が徹底解説する。

酷暑 記録更新 史上最も暑い7月 異常気象のなぜ?専門家解説

ゲストの気候科学者・江守正多(東京大学未来ビジョン研究センター教授)を紹介した。今週最高気温の記録が更新された日本。世界でも異常気象が相次いでいる。4つのテーマについて気候科学者と考える。7月の平均気温が過去最高となった。宮城県大崎市ではダムの貯水率が0%、深刻な水不足になっている。新潟県上越市では新米に影響、コメが実らないおそれが出ている。富山市では富山地方鉄道のレールが暑さで熱膨張。約4000人に影響が出た。山形県東根市では公園の沼の魚約100匹が死んだ。先月21日からの1週間で熱中症で搬送された人は1万804人(総務省消防庁より)。WHO・世界保健機関は将来的に世界で年間25万人が気候変動により死亡すると推計。瀧口友里奈が「ことし初めてハンディファンを買った。ハンディファンも電力を消費。悪いスパイラルに入っている」、江守教授が「ことしは6月から異常な暑さが続いている」などとコメントした。

酷暑の背景にある地球温暖化。日本の平均気温の変化を表したグラフ(気象庁HPより)、1900年から年々上昇。地球温暖化の仕組みを江守教授が解説した。対策をしないと2100年の世界はどうなるのか、シミュレーションした動画(提供:江守教授)を紹介した。高岡達之が「アメリカ・トランプ大統領は明確に科学の否定。リストラも進めている」、野口聡一が「中国は石炭火力依存型から再生型エネルギーに変わりつつある。かつては悪玉に上げられていた国がいまの状況を見てエネルギー改革を進めているのは無視できない」などとコメントした。

トルコでは先月トルコ史上初、50.5度を記録。山火事が6件同時発生し17人が死亡(ロイター通信など)。中国や韓国でも豪雨災害が起き、アメリカ・テキサス州では洪水で135人が死亡。江守教授が「日本は湿度も高いので熱中症のリスクが上がる。大雨で大きな被害が出る事例が起きている。温暖化が進むと大雨が降りやすくなる」などとコメントした。

酷暑 気温上昇”危険な未来”専門家解説 記録更新史上最も暑い7月

温暖化が引き起こす最悪のシナリオ。熱中症で死に至る高温、高湿になる年間日数を示した地図(IPCC)、世界の年間平均気温が工業化前と比べて4.2~5.4℃上がった場合、赤道直下の国々では一年中死者が出るおそれがある。難民が増え、食料不足に陥る。江守教授は「対策しないのは将来の人類に対する人権侵害」と訴えている。アメリカ・トランプ大統領はパリ協定離脱を宣言。大門小百合が「ツバルは2100年、国土の95%が水の中に沈むと言われている。オーストラリアが移住民として受け入れると言ったら90%の人が移住を申請。住めない国が出てきてしまうところは問題」などとコメントした。

ジグザグ孝論
臨時国会召集 試練の石破首相”大モメ”自民党を斬る

今週自民党では両院議員懇談会が開かれ、石破総理大臣の辞任を求める声が相次ぐ中、来週にも両院議員総会が開かれることに。石原伸晃元幹事長が石破おろしを巡って大もめの自民党に物申す。きのう始まった臨時国会。62人の新人議員が参議院の赤絨毯を踏んだ。一斉に現れた神谷代表率いる参政党。衆議院に加え参議院も少数与党となる異例の国会。躍進した国民民主党や参政党が新たに常任委員会の委員長ポストを確保するなど国会の景色は一変。今週も自民党内は石破総理大臣の進退を巡って大もめの1週間となった。月曜日の両院議員懇談会、石破首相は選挙結果を謝罪した上で改めて続投に意欲を示した。森山幹事長は参院選を検証する総括委員会で今月中に報告書をとりまとめる方針で、その後の辞任を示唆している。次の山場とみられる両院議員総会。来週金曜日の開催が決まった。石破首相は辞任に追い込まれるのか、政治ジャーナリスト・田崎史郎は「問題は決議を出せるかどうか」などと話した。

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