2025年9月6日放送 11:55 - 13:30 日本テレビ

サタデーLIVE ニュース ジグザグ
▽台風被害中継▽伊勢エビ&サンマ豊漁

出演者
林マオ 小澤征悦 橋本雅之 高岡達之 足立夏保 吉積夏帆 
(ニュース)
訃報 橋幸夫さん(82)死去 認知症公表後も舞台に

6月にはステージに立ち、歌声を披露していた橋幸夫さん。おととい夜、肺炎のため亡くなった。17歳で芸能界入り。デビュー曲の「潮来笠」が大ヒット。紅白歌合戦に出場するなど瞬く間にトップスターへと駆け上がった。その後も勢いは止まらず、吉永小百合とのデュエット曲「いつでも夢を」でレコード大賞を受賞。「霧氷」で史上初(当時)2度目のレコード大賞。同世代の西郷輝彦、舟木一夫と共に昭和歌謡の御三家と呼ばれた。ことし5月、所属事務所は、橋がアルツハイマー型認知症であることを公表。2022年に軽度の認知症と診断されていた。認知症公表後もコンサートに出演。

(オープニング)
オープニングトーク

コメンテーターは橋本五郎、瀧口友里奈。台風被害について、瀧口は「都内でも一部道路が冠水した」などとコメント。

(ニュース)
中継 台風15号 一夜明け”突風被害”は今

日本列島を横断した台風15号は昨夜、温帯低気圧に変わったが、太平洋側を中心に各地で線状降水帯が発生。突風や浸水など大きな被害が出た静岡県牧之原市から中継で伝える。竜巻とみられる突風で大きな被害を受けた牧之原市。これまでに重傷者が3人、軽傷者が20人。住宅約40棟が全半壊。現地では広い範囲で停電が続いている。中部電力によると、牧之原市を中心に現在も1万戸以上で停電。

台風15号 ”突風被害”建物の壁・天井が…

きのう、列島を横断した台風15号。関東など各地で冠水被害も。東海道新幹線は一時運転を見合わせた。突風が車を跳ね上げる。トレーラーも横転。

きのう、四国に上陸し列島に沿うように関東へと進んだ台風15号。茨城県日立市では竜巻のような大きな渦が駅前に出現し、車がひっくり返った。市によるとけが人はいないという。竜巻の被害が広い範囲で確認されたのが静岡県。牧之原市ではトレーラーが横転。外兵器が剝がれ落ち中がむき出しになった建物。静岡地方気象台はきのう午後1時過ぎ、静岡県牧之原市で竜巻とみられる激しい突風が発生したと発表。県によると牧之原市ではこれまでに6棟が全壊、34棟が半壊となる住宅被害が出ているという。隣の吉田町でも住宅や車に被害。また、倉庫などが燃える火事が発生。きのう、取材班は突風の被害を受けた地域を取材。静岡県内ではきのう午後10時半時点で1万3000戸以上が停電。各地で夜を徹しての復旧作業が行われていた。静岡県はきのう、牧之原市など10市町への災害救助法の適用を決定。きのう、静岡県では一時、線状降水帯が発生。熱海市では道路が広範囲で冠水。富士山静岡空港の駐車場も冠水した。

列島を横断した台風15号は、各地の大きな被害をもたらした。愛知県内では広範囲で冠水。東京・品川区では縁石の高さまで水が。交通機関にも影響が。東海道新幹線は大雨の影響で2度、運転を見合わせ。4時間ほど遅れた列車も。千葉市でも道路が冠水。神奈川県では線状降水帯が発生。横浜市ではマンホールから水が吹き出す様子も。土砂災害警戒情報が発表されていた逗子市では土砂崩れが発生。藤沢市辻堂では24時間で171ミリの大雨を観測。9月としては観測史上最大。

中継 台風15号 一夜明け”突風被害”は今

大きな被害を受けた静岡県牧之原市から中継で伝える。電柱が倒れ、裏山も大きな木がなぎ倒されている。被害を受けた住宅の方に、家の中を見せてもらい話を聞いた。静岡県は牧之原市などに災害救助法の適用を決めた。

台風15号 静岡で突風・浸水被害

甚大な被害をもたらした台風15号。きのう、静岡県牧之原市で突風などが観測された午後1時頃の雨雲レーダーを見ると、ちょうど台風15号の中心がある。竜巻は発達した積乱雲の下で起こりやすく、台風の中心付近、台風の北東側で起こりやすいと言われている。牧之原市付近に南から非常に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、次々と積乱雲発達し、突風被害が起きたと考えられる。1961年~2025年の竜巻の分布図(気象庁より)を見ると沿岸部で起きている。

速報 ”40年ぶり”悠仁さま「成年式」

秋篠宮家の長男、悠仁さまの成年式が行われている。今朝、秋篠宮邸では「冠を賜うの儀」が行われた。その後、秋篠宮ご夫妻と佳子さまに見守られ、晴れやかな氷上で皇居に向け出発された。午前9時過ぎ、皇居に到着。このあと、宮殿・春秋の間で行われる「加冠に儀」に臨まれた。きょうの成年式に先立ち悠仁さまはことし3月、成年にあたって初めての会見に臨まれた。悠仁さまは2006年、秋篠宮家の長男として誕生された。皇室にとって男子の誕生は41年ぶり。中学生の時には初めての海外訪問でブータンへ。生物や自然環境の研究に意欲的で去年4月、秋篠宮さまと玉川大学の研究施設などを視察された。そしてことし4月、筑波大学生命環境学群生物学類に入学された。学業中心の生活を送る一方、バトミントンのサークル活動にも参加されている。皇室の平和への思いは悠仁さまにも受け継がれている。ことし2月、舞鶴引揚記念館を1人で訪問された。悠仁さまは3月の会見で、このときの訪問に触れ、「次の世代に語り継いでいくことの重要性を感じました」と話された。後続の成年式は秋篠宮さまの時以来40年ぶり。確かな記録の中で最古の例は奈良時代のもの。成年式の中心的な儀式は「加冠の儀」。

40年ぶりとなる男性皇族の成年式。午前10時前、悠仁さまは皇居宮殿「春秋の間」に入られた。悠仁さまが着用されたのは未成年の装束「闕腋袍」。頭につけられた「空頂黒幘」は父・秋篠宮さまが40年前に使われたのと同じもの。秋篠宮さま、紀子さま、天皇皇后両陛下が入室され加冠の儀が始まった。空頂黒幘が取り外され天皇陛下から授かった成年用の冠を加冠役がかぶせた。悠仁さまは天皇皇后両陛下の前に進みお礼のことばを述べられた。その後成年の装束「縫腋袍」に着替えられ、秋篠宮さまが乗られたものと同じ馬車に乗り宮中三殿で皇室の祖先などに報告する儀式に向かわれた。午後も朝見の儀など儀式や行事が続く。

悠仁さまの成年式。秋篠宮さまが11月に60歳になられると50代以下の成年男子は悠仁さまのみになる。瀧口が「厳かで素敵だった。悠仁さまが海外の王室の方々と交流されたり、若いリーダーと交流され、これからの世代にとって重要な課題についていろいろな議論をしていただきたい」、橋本が「象徴天皇制のあり方を議論しないと。皇族は減る、皇位継承者も3人しかおられない。早く結論を出さないと大変だという思いもする」などとコメントした。

ジグザグ考論
街中で相次ぐクマの被害

街中で相次ぐクマの被害。水曜日、宮城県加美町の民家でクマが玄関に侵入する映像が撮影された。あわせて13羽の七面鳥が被害にあったほか、かぼちゃも食べられた。火曜日には男子高校生がクマにひっかかれけがをした。翌日警察官らがパトロールを行った。今年度全国で確認されているクマによる死傷者は先月までで69人(環境省より)。過去最多の被害者が出た2023年度とほぼ同じ数が報告されている。秋田県大館市の集落。去年まで地区の自治会長を務めていた赤坂実。近くの畑でとうもろこしが食い散らかされていた。倉庫も荒らされ農薬がなくなった。倉庫から50メートル離れた場所でクマは息絶えていて、周辺には農薬の袋が散乱していた。

クマの目撃情報が相次ぐ東京都青梅市。駆除活動をしているハンターたちに話を聞いた。クマ出没のさらなる増加が懸念される秋に備え、今週施行された改正鳥獣保護管理法。新制度ではクマなどが人の生活圏に侵入しているか侵入のおそれが大きい場合で緊急性があり、迅速に捕獲できる手段がほかになく、人に弾丸が到達するおそれがないという4つの条件を全て満たした場合、市町村の判断で特例的に市街地などでの猟銃の使用が可能となる。青梅市の担当者は「市街地でクマが出没しても安全面を考慮すると住宅街などでの発砲許可を出すのは難しい」と話す。クマの被害を防ぐ手立てはあるのか、専門家を交えてジグザグ考論。

相次ぐ”街のクマ” 被害なくすには

人を恐れぬ“街のクマ”、被害をゼロにするには。ゲストの石川県立大学特任教授・大井徹を紹介した。大井さんに聞きたい5つのギモン「この秋クマ出没は増える?」「東京23区内には現れない?」「鈴の効果はなくなった?」「遭遇時命を守る方法はある?」「今後も被害は減らせない?」。大井が「クマの数が増えて生活する場所も広がり、人間とクマが隣り合ったような状態になっている」などとコメントした。

要注意、クマを寄せ付ける身の回りの意外なもの。生ごみ、油性ペンキ、灯油、ガソリン、雑草はクマが隠れるので危険。ペンキにはクマを刺激して興奮させるにおいがある。大井が鈴とスプレーの選び方を解説した。大井が「アメリカでは環境保護庁がスプレーを認証。認証の番号が書いてあるものを選ぶ」などとコメントした。

人の被害を減らすためにどうすべきか、大井「クマが出にくい環境を作る。もうひとつは駆除」などとコメントした。提言!クマによる被害を減らすには、瀧口「クマと共生する社会への投資」、橋本「ドングリ増やし作戦」。

(気象情報)
気象情報

全国の天気予報を伝えた。

秋の味覚 伊勢エビが”東北”で豊漁

猛暑などの影響で秋の味覚にも異変が起きている。宮城県南三陸町の創采旬魚 はしもとの「南三陸産イセエビフライ定食」。鮮魚店にも伊勢エビの刺身が並んでいた。街を上げて伊勢エビを新たな特産品にしようとしている。伊勢エビは三重県伊勢志摩地方の特産品。南三陸町の志津川漁港、伊勢エビの水揚げ量は年々増加し、今月1日現在で去年の6倍以上となっている。南三陸で伊勢エビが増えた理由について、南三陸町自然環境活用センター・及川浩人主任は「黒潮の大蛇行があって冬場に海水温が温かくなり、越冬するようになった」と話した。近年の関東や東海を中心とした豪雨や猛暑の原因の一つとされる黒潮の大蛇行。日本の南岸に沿って流れる海流、黒潮が自然現象で発生した冷たい渦に妨げられるなどして大きく歪む現象(海洋研究開発機構・美山透主任研究員、気象庁HPより)。これによって本来三重県の沿岸に漂着するはずだったたまごや幼生期の伊勢エビが南三陸に運ばれた。更に温暖化などによる海水温の上昇で南三陸でも伊勢エビの成長に適した環境ができた。気象庁は黒潮の大蛇行の終息を宣言。三重県や南三陸町の水産資源の担当者は「今後の経過を見守る」としている。

秋の味覚、サンマ。ことしは大きくて安い。多け乃(東京・築地)では北海道根室産のサンマを刺し身と焼きで提供。なぜことしは大きくておいしいのか、漁業情報サービスセンター・渡邉一功水産情報部長は「サンマのえさとなる動物プランクトンの発生量が多いためと推測」などと話した。全国の水揚げ量は去年同月比約1.9倍(渡邉水産情報部長による)。

気象情報

大阪城公園の中継映像、天気予報を伝えた。月曜日の未明、皆既月食が見られる。

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