パリパラリンピック車いすテニスの男子シングルスで小田凱人選手が史上最年少の18歳で金メダルリストとなった。第3セットで小田はリードを許す展開となったが、大逆転し2時間半を超える激闘を制した。しかしここまでの道のりは生易しいものではなかった。9歳の時、骨肉腫が見つかった。その病床でみたロンドンパラリンピックで金メダルを獲った国枝慎吾さんの試合が運命を変えたという。自身の名前の由来となったパリで国枝さんが守り続けた世界の頂点を引き継いだ。小田は生涯ゴールデンスラム達成に王手をかけた。
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