東京・新宿駅西口の再開発事業に伴うビルの建設が、きょうスタートした。きょうの着工式には、事業に参加する小田急電鉄、東京メトロ、東急不動産の関係者が参加した。再開発に伴い、55年にわたり新宿西口のシンボルとして親しまれてきた小田急百貨店の本館は、おととしから解体工事が進められていて、跡地に地上48階、高さおよそ260mのビルが建てられる予定だ。完成すれば、高さ243mの都庁・第一本庁舎を抜いて、新宿で最も高いビルとなる。低層部には商業施設、高層部にはオフィスが入り、2029年度のオープンを目指している。新宿駅周辺では今後も、2046年年度まで、各所で再開発が進められる予定で、これまでの駅前の光景が大きく変わりつつある。