混合ダブルス日本代表、小穴桃里(30)と青木豪(25)。一人娘をもつ小穴選手と5歳年下の青木選手は結成して6年目のペア。きっかけは7年前、混合ダブルスに挑戦しようとしていた小穴選手が同じ年の世界選手権に出場していた青木選手を誘った。ペア結成後、海外の大会に参戦。今年の冬季アジア大会では金メダルを獲得。現在の世界ランキングは4位と五輪でもメダルを狙える実力をつけた。強みの1つが遠慮のないコミュニケーション。おしゃべりコンビのもう1つの武器はパワフルショット。そして青木選手自ら「爆速テイク」と呼ぶショット。さらに小穴・青木ペアの特徴は投げる順番にある。1エンドにペアで5投投げる混合ダブルス。交互に投げるのではなく1投目・5投目が同じ人、2~4投目をもう1人が担当する。一般的に1・5は女子、2~4を男子が投げるのがセオリー。これはエンド中盤の石がたまった状態を打開したいときに男子の力強いショットが有効となるため。しかし小穴・青木ペアは結成当初から逆順。なぜなら小穴選手がパワフルショットを持っているため。小穴選手が男子に負けないショットで状況を一変させ、青木選手が決める。セオリーを無視したパワフルコンビが混合ダブルス初の五輪出場を目指す。
