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「小長井町(長崎)」 のテレビ露出情報

太平洋戦争末期に長崎県内で行われた空中戦で犠牲となった日米双方の軍人を慰霊し続ける人たちがいる。1944年中頃からB−29による本土への空襲が始まると、日本軍は戦闘機による体当たりの攻撃を仕掛けるようになり長崎県諫早市出の上空でも空中戦が行われた。日米友好追悼の会の犬尾博治名誉会長は、慰霊を続ける。荒川明継会長の父の荒川斗苗さんが、呼びかけたという。斗苗さんは元陸軍大尉。中国から帰還後、零戦が墜落した山中に木柱を建て、弔いを始めた。その後、米兵の鎮魂碑建立も働きかけた。荒川明継さんは、父は戦友たちを日本に帰せなかった思いがあったのではないかと語る。戦争のために異国の地で失われた命。追悼式では長い間、行方不明とされていたアメリカ兵の遺族からの手紙が紹介された。「日本のみなさんが父と乗組員に示してくださった優しさと敬意は信じられないほどで、感謝の言葉意外、なんと申し上げてよいかわかりません」とあった。犬尾名誉会長は、戦争は汚いものだ、ひどいものだということを知らなければ平和にはならないという。戦後80年、悲惨な事実を伝え平和を誓う取り組みが行われている。

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