子供が小学校に進学すると保育園よりも登校時間が遅くなり親の出勤時間にも影響しでて仕事が続けにくくなることなどは朝の小1の壁と呼ばれている。こども家庭庁は、こうした家庭への支援を検討するため全国の自治体を通じて初の実態調査を行う方針を固めた。教育現場では、模索も始まっている。大阪・豊中市では、今年度から39の公立小学校すべてで、午前7時から校門を開放している。会議室などを活用して、登校時間までの間、友達と遊んだり、自習したりして過ごする。教員の負担とならないように、民間企業に委託して確保した見守り員を配置した。好評で、利用者数は増加傾向にある。