きのう投開票が行われた兵庫県知事選挙で、前知事の斎藤元彦氏が前尼崎市長の稲村和美氏など新人6人を破り、2回目の当選を果たした。職員へのパワハラ疑惑などを告発され、今年9月に県議会から不信任決議を受け失職した斎藤氏。当初は孤独な戦いを強いられたが、選挙戦終盤には歓声があがるほどの人気に。勝利の要因について、斎藤元彦氏は、SNSを通じた選挙戦で、支援をひろげていったなどとした。稲村和美氏は、候補者の資質や政策を問う選挙というより、何を信じるかが大きなテーマになったなどとした。出直し選挙で勝利し再び県政のかじ取りを担う斎藤氏、全会一致で不信任を突きつけた県議会との関係は今後どうなるのか。