山形県尾花沢市に今、人口の100倍近くの観光客が押し寄せている。市の中心部から車で30分の銀山温泉はアニメ「鬼滅の刃」やジブリ映画「千と千尋の神隠し」の町並みに似ていることから外国人観光客が急増している。日没後にはガス灯がともり更に幻想的な風景に。一方で深刻な問題も。観光客の増加で狭い温泉街の通路が大混雑。過去には観光客による路上駐車などによって救急車がたどり着けなかったことも。その対策として市が今月から始めたのが、日帰り客を対象とするマイカー規制の実証実験。日帰り客は銀山温泉の2kmほど手前で車を止め有料のシャトルバスやタクシーで温泉街に移動してもらう。更に来年1月7日からは温泉街の入場を1時間当たり100人までとする入場制限も合わせて実施することが決まっている。