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「展望リポート」 のテレビ露出情報

みずほリサーチ&テクノロジーズ・門間一夫の解説。門間さんは「今日の決定自体は現状維持だと思う。注目は植田総裁の記者会見ということになるがこれもおそらくこれまでとあまり大きく変わらず経済物価見通し通りに推移すればそれに応じて今後金利を上げていくということになると思う。日銀金融政策決定会合の日程は休日の関係で2日目が5月1日、前回の利上げから3ヶ月の利上げ。5月1日の利上げの確率はほとんどゼロに近いと考えている。3ヶ月に1回が倍速利上げになる。大きなギアチェンジ。ギアチェンジもする必要はない。倍速利上げが無い理由は日本経済は強くない、インフレが行き過ぎリスクは小さい、コストインフレ+利上げは格差拡大、利上げ未経験の領域へ、米国・世界経済の大きな不確実性。日本の実質GDPはゆるやかな成長ラインをひいても届くかどうか。コロナ禍前のほうが強かった。今のほうが成長が弱い。なかなか人々の暮らしもよくならない。圧倒的にエネルギーや食料が引っ張っている。コストプッシュで上がっている。基調的な物価に近いのはサービス。こちらは1%なかばで安定している。去年の春闘は高かった。それが反映されサービスが1.4ぐらい。今年の賃上げも去年に比べちょっとだけ高いぐらいならサービスが加速することは考えにくい。食料やエネルギーのコストプッシュ中心のインフレは所得が低い世帯ほど打撃が大きい。政策金利1%まで上昇した場合、負債がある世帯は20代、30代世帯は金利負担が上がりマイナス。高齢世帯は金融資産を持つため金利が上がり得をする。物価高で困る世帯ほど金利でも損をする。お金があって物価関係ない人は金利で得をするため不公平が起こる。コストを減らすのはいいが日本だけではできない。コストプッシュは災害みたいなもの。災害の痛みをどう分かち合うか。痛みが少ない富裕層に課税して低所得層を支援する所得再分配政策が望まれる政策。これが難しいから利上げでやっている。私は基本的には6ヶ月に1回のペースというのは崩さないと思う。ちょうど6ヶ月というと7月になるが参院選があるのでできれば6月にしたいと考えるのではないか。障害になるのはアメリカ経済、世界経済の不確実性。4月に関税がかかると4-6月に世界経済が暗くなると7月は難しいそうなると9月にずらすこともあり得る」などと述べた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年10月31日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおび!JNN NEWS
日本銀行が金融政策を決める会合の結果をまもなく公表する。円安の背景の1つは、日米の政治や経済をめぐる先行き不透明感などから、「今回日銀は利上げしない」という大方の予想だ。ただ日銀は「経済と物価が見通しに沿ったものであれば利上げする」というシグナルを出し続けている。このため焦点となるのはきょう公表する「展望リポート」で、経済物価情勢について、どんな現状認識を示[…続きを読む]

2024年3月19日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテプロの眼
『マイナス金利解除後の「不連続」はない』をテーマに門間さんが解説。日銀のマイナス金利解除は4月の予想が多かったが、春闘の賃上げの数字がよく市場も織り込んでいるためきょうやると決まると思われる。春闘の賃上げ率は前年比5.3%でこのあと下方修正されることは有り得るが、5%程度にはなるのではないかと考える。昨年の3.6%という数字も30年ぶりの伸び率。元々日銀はマ[…続きを読む]

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