iPS細胞は神経や筋肉などの細胞に変えて移植することで、損傷した細胞機能の再生に期待されている。iPS細胞を使った2製品について、厚労省の専門部会は条件・期限付きで製造・販売を了承した。今回審議されたのは大阪大学発のベンチャー企業「クオリプス」が開発した心筋細胞シート。患者の心臓に貼り付けて心臓病を治療するもの。もう一つの住友ファーマが申請した製品はパーキンソン病患者の脳に移植して症状の改善を目指すもの。2012年、京都大学・山中伸弥教授がiPS細胞を初めて作製してから20年。今後、厚労大臣が正式に承認すれば、世界初の“iPS細胞製品”になるとみられる。
