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「山中比叡平地区(滋賀)」 のテレビ露出情報

JR大津駅から車で20分ほどの山間部にある山中比叡平地区。通勤や通学などで欠かせない足となっているのが、京阪バス。大津・京都と20~30分ほどで繋いでいる。しかし去年12月、赤字や運転手不足を理由に最大で4割近く減便された。特に大津市の中心部に向かう便は日中3時間以上バスが来ない時間帯もあり、住民からは悲鳴があがっている。これ以上の減便はどうしても防ぎたい。地域住民自らの手で住民のバスの利用を促そうという取り組みが始まっている。地元のまちづくり協議会の会長・大木文雄さんは京阪バスで地元の名所を巡る催しを企画した。地元のバス停からバスに乗り、20分ほどかけてハイキングのスタート地点に向かう。目的地は近江神宮のそばにある宇佐山。地元にありがながらも初めて訪れる人も多く、景色を楽しんでいた。大木さんは今後もこうした催しを開くなどして、生活の中で楽しみながらバスに乗る機会を作り、便数の維持に繋げたいとしている。
甲賀市では、将来を見据えた対策に力を入れている。小学生たちに教えているのは甲賀市の公共交通推進課の職員。電車の乗り方やマナーについて詳しく教えていた。中には電車に乗ったことがない子どももいた。券売機の見本を使って、切符を買う練習もした。背景にあるのが市内を走るJR草津線の減便。JR西日本は去年とことし、早朝・日中などで一部減便した。危機感をもった市は社会科見学や校外学習で電車やバスを使った場合、運賃を補助する取り組みを今年度から始めた。この日、授業を受けた子どもたちが草津線に乗って図書館に向かった。貸切バスで直接迎えば10分の場所だが、移動手段にあえて電車を組み込んで移動した。電車内では騒がないなど、授業で習ったマナーを守りながら電車での移動を楽しんでいた。村田課長は「結果的に公共交通の維持存続、持続可能なものにつながるのではと考えている」と話した。

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