子育て世帯への支援を強化しようと横浜市は新年度から市の施設で子どもを数時間預かるモデル事業を行うことになった。横浜市の山中竹春市長が会見で明らかにしたもので、子育て世帯を対象に保護者が用事を済ませたり育児から離れたりする時間を確保してもらおうと市の施設で数時間子どもを預かるモデル事業を実施するという。具体的には市役所や地区センターで数時間、3歳以上の子どもを預かり、その間ダンスや英語の遊びを提供する。市は事業を利用した保護者や子どもにアンケート調査を行うなどして使い勝手や料金面などの課題を洗い出したうえで商業施設でも預かる仕組みを2026年度に始めることを検討したいとしている。市はこうした支援策を盛り込んだ新年度の当初予算案をあすから開かれる市議会に提出することにしている。