ミガキイチゴが作られているのは宮城県亘理郡山元町。ビニールハウスの中にはさまざまな機器が設置されている。パソコンで管理しているという。湿度を上げる霧、遮光カーテンなどがコントロールされる。CO2量の調整も行う。最適な環境でイチゴが作られる。社長は農業をやっていたわけではない。上京して24歳で起業。2011年に東日本大震災が大きな転機となったという。山元町は津波で壊滅してしまった。イチゴで復興のノロシをあげようと思ったという。ITの世界から農業の世界へ入ったとのこと。匠の技をITで再現しようと思った。ミガキイチゴとしてブランド化するとグッドデザイン賞を受賞したという。新規就農者へのハードルを下げた。規模が大きくし地域社会を豊かにしようと考えたとのこと。ミガキイチゴアカデミーを作ったという。2年間の研修プログラムで、ノウハウを伝える。個人法人の13件が独立した。現在13人が研修を受けている。テクノロジーだけの進化では限界があるという。地域に根ざしたものを大事にしつつ、アクセルを踏み込むことが大切だ。雇用も生み出しているという。