札幌市内のスーパーで棚に並んでいるのは、以前「競争入札」で手に入れた備蓄米。価格は5kgで3700円余り。こうした中で、おとといから受付が開始した「随意契約」による備蓄米の売り渡し。小泉農相は申請の状況などを相次いでSNSに投稿、申込みの量は増加していった。そして昨夜、申請が殺到しているとして受付を一時休止したことを明らかにした。予想よりも短期間に購入の申込みが集中した「随意契約」による備蓄米。中でも令和4年産米に申請が集中したという。令和3年産米についてコメの販売を行う店主は、実際に購入を申請するかどうかは品質を確認してから判断したい。品質を見極めて新米との違いを伝えながら納得の上で買ってもらえるようにしたいと話している。小泉農相は、令和3年産米は町のお米屋さんや中小のスーパーに対象を広げて出していきたい。5キロで1800円程度になると思うと述べている。小泉農相は今回の備蓄米を迅速に業者へ届けられるよう、関係機関に協力を要請。小泉農相はさきほど、新たな随意契約として米屋と中小スーパーは別枠で調整しているとのこと。