2025年秋、山形県新庄市では稲穂の刈り取りが始まっていた。若者たちが農業の基本を学ぶ学校の実習田。学生たちはコメを取り巻く日本の今も気にかけていた。日本のコメ作りに不透明感が漂ったのは2024年夏。全国的に店頭らコメが消え、価格も跳ね上がった。前年の記録的な高温による品質低下に端を発した「令和の米騒動」。その背景には受給のバランスを見通せなかった政府の対応の不備もあった。豊かな実りをいかに未来へとつなげていくのか。担い手を目指す若者たちの学びからそのヒントを探る。
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