パリ五輪サッカー男子予選リーグ初戦で、日本代表は南米王者パラグアイと対戦した。試合が動いたのは前半19分。斉藤光毅選手のスルーパスに抜け出した大畑歩夢選手が折り返し、そのボールを三戸舜介選手が冷静に決めて1点を先制した。直後にはパラグアイの選手がラフプレーで一発退場。日本が数的優位に立つ。後半18分、左サイドでボールを持った斉藤選手からのクロスにフリーの三戸選手が頭で合わせてこの日2点目のゴールを奪う。日本はここから怒涛のゴールラッシュ。終わってみれば日本のオリンピック史上最多となる5得点を奪ってパラグアイに快勝した。キャプテンの藤田譲瑠チマ選手は「楽しめた緊張感だったのですごく良かったと思う」、大岩剛監督は「しっかり次の試合に生かしたいと思う」などと話した。