- 出演者
- 勝村政信
岡崎慎司と勝村政信の3週連続SP対談・第2夜。限界突破を見せたヨーロッパ移籍を掘り起こす。
オープニング映像。
岡崎慎司の座右の銘は「一生ダイビングヘッド」。現状に甘んじることなくドイツ移籍を決断する。2011年、VfBシュトゥットガルトへ移籍。しかしシュツットガルトでの3シーズン、2桁得点は一度もなかった。
苦しんだ岡崎慎司は2013年、活躍の場を求めFSVマインツ05へ移籍。すると1年目から2桁得点をマーク。飛躍の要因となったのはトーマス・トゥヘル監督との出会い。トゥヘル監督について岡崎は「ミーティングの質が高くただミスを捉えるのではなくミスが起きた前の前まで分析していたという。それぞれに役割を与えてその中で競争させるため自分のスタイルでどこで勝負すれば良いのかが見えやすい」などと話した。
岡崎慎司はレスター・シティFCへ移籍。マインツ1年目からオファーをもらっていたという。新監督にクラウディオ・ラニエリが就任。レスターは当時、プレミアでの優勝経験はゼロ。岡崎が入団した年の目標はプレミアリーグ残留だった。ところが岡崎はシーズンを通してチームに貢献し、チーム創設132年でプレミアリーグ制覇を果たした。岡崎は嬉しかった反面、FWとしての存在意義に悩み悔しさもあったという。
岡崎慎司はSDウエスカへ移籍。12得点を奪う活躍を見せ2部リーグ優勝。1部昇格の原動力となった。岡崎はチームのMVPにも選んでもらい自分が貢献したと思えたシーズンだったと語る。
岡崎慎司はシント=トロイデンVVへ移籍。日本人の若い選手と上を目指すことが新鮮だったという。2024年、岡崎は現役を引退。
去年現役を引退した岡崎慎司はFCバサラマインツの監督に就任。10年前、マインツで偶然出会った高校の先輩とサッカークラブを設立。その際、申請には練習グラウンドの確保が必要だったため2人は平日の昼3時から使えるグラウンドと契約。しかしドイツのアマチュアは仕事・学校終わりの夕方や夜から練習を行うため昼3時は誰も来れないという問題があった。そこで夜勤の仕事をしている人や学生を中心に選手を集めたという。バサラマインツには17名の日本人選手が所属している。Jリーグや社会人、大学からスカウトしたダイヤの原石。11部からスタートしたクラブだが昇格のたびに選手を補強し海外でプレーしたい若い日本人選手に着目し積極的に受け入れてきた。2014年から5年連続で昇格し現在は6部にまで上り詰めた。プロ・アマチュア選手関係なくヨーロッパでのステップアップを支援できるクラブを目指している。5部に上がればセミプロリーグとなりステップアップのチャンスは自ずと広がる。
FOOT × BRAINの次回予告。
明治安田 J1 LEAGUE・第1節の試合日程を伝えた。
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