- 出演者
- 勝村政信
シント=トロイデンが進めるニッポン化計画の全貌に迫る。
オープニング映像。
シント=トロイデンのクラブ経営権を2017年DMMが取得。以来多くの日本人選手やスタッフが在籍しヨーロッパ進出のハブクラブとして生まれ変わった。DMMが経営権を取得する前は決して強いチームとは言えなかったが、2017年以降は一度も2部降格はない。さらに2シーズン前のベルギーリーグでは7割以上が赤字を計上したがシント=トロイデンは上位3位に入る黒字を達成。
シント=トロイデンVV・立石敬之CEOは2015年にFC東京のGMに就任するとスポンサー獲得など経営面でもクラブに貢献。その手腕が買われ2018年からシント=トロイデンのCEOに就任した。しかし当初は日本人オーナーということが大きな壁にもなったという。2018年プレーオフ進出圏内の5位をキープ。しかしホームスタジアムの人工芝が問題視されリーグは突然プレーオフで人工芝のスタジアムの使用禁止の条項を設けた。選手はこの決定に戸惑いチームも失速しプレーオフ進出はならなかった。リーグからの信頼を勝ち取った理由は財政部分で経営陣の仕事ぶりが評価されるようになったという。
経営が好調な理由は日本企業からのスポンサー収入が大きい。クラブの総収入の40%が日本のスポンサーでスポンサー社数は130以上。
DMM.comは日本でクラブとスポンサーの関係だけでなくスポンサー同士も横の繋がりを作るばを提供している。交流会にはスポンサーではない企業も参加できる上、これがきっかけでSTVVとスポンサー契約に至るケースもある。「マルハン東日本カンパニー」もSTVVの新たなスポンサーとなった。マルハンは2006年大分トリニータとスポンサー契約を結び未来を見据えて経営をサポートした。しかしJリーグの規定により胸ロゴを掲げられなくなり広告効果を失うことに。それでもマルハンは大分を支援し続けた過去がある。マルハンが共感したのはサッカーが秘める可能性。日本サッカーの発展のために当たらな挑戦をし続けるSTVVに魅力を感じ資本業務提携も結んだ。それをきっかけに「マルハン×シント=トロイデンVV CUP」という少年サッカー大会も開催。STVVとタッグを組みサッカースクールまでも開校。本格的な選手の育成にも乗り出した。
スポンサー企業は欧州進出のハブにもなっている。大王わさび農場がSTVVのネーミングライツを取得しスタジアム名は「大王わさびスタイエンスタジアム」になっている。ネーミングライツ取得後、外国人観光客の内ベルギー人が3%に増加したという。
立石CEOはSTVVが欧州の大会で戦えるチームになるのが目標だと語った。
エンディング映像。
二軒目どうする?〜ツマミのハナシ〜の番組宣伝。