- 出演者
- 勝村政信 吉田麻也
勝村政信が新年の挨拶。
今回のゲストはLAギャラクシー・吉田麻也。
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- ロサンゼルス・ギャラクシー吉田麻也
オープニング映像。
吉田麻也との新春対談、吉田は最初の出演が2011年、22歳でオランダに移籍した2シーズン目でこれからの日本代表の期待の若手DFだった。18歳で名古屋グランパスでプロデビューするとレギュラーとして活躍したのちオランダ、イングランド、イタリアなど4カ国でプレーし現在はアメリカで日本を代表するDFの1人。吉田は「色んな良いところをピックアップした血肉となってサッカーキャリアに活かす」とし言語を学ぶのが好きだと話し「FWは呼び込むだけだがDFは指示を出して動いてもらうので言語は必須」と話した。今年はLAギャラクシーでキャプテンとして優勝した。かつてはベッカムなどスター選手が在籍し優勝5回の古豪クラブだがここ数年は低迷が続いていた。咲くシーズンから吉田はキャプテンに就任、全試合に出場しチームを牽引しリーグを2位で終了後10年ぶりに全米制覇を果たしチームの年間最優秀DFにも選ばれた。岡崎からメッセージをもらった吉田は「18年かかった、優勝した気分はボールが目にしみるって知らなかった!」とした。
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- ロサンゼルス・ギャラクシー
知られざるMLSの世界を紹介。1996年に発足、29クラブだった。人気について今年は観客動員数もイギリスに次ぎ約1210万人で盛り上がりは確実に起きていると吉田は話した。2025年にクラブW杯、2028年にロサンゼルス五輪などもあり特に大谷選手、八村選手がいるロサンゼルスは盛り上がっているとした。アメリカでかつてない盛り上がりを見せるサッカー、1試合の平均観客動員数は2万人と北米4大スポーツにも引けを取らない。ヨーロッパ選手が北米に移り始めた理由を吉田は「良い所も悪い所もある。一番は想像以上にキツイ、ロサンゼルスが快適なので他場所に行くとしんどい。環境の良さや勉強できるなど総合的にみると良い移籍だった」などとした。MLSには昇降格がなくよりサッカーにトライできると話しより理想を求めてプレーできるリーグだと話しロングパスなどがなく監督によって求めるものが変わってくるがボール保持の時間が長く体力的にも楽だと話した。29クラブが東西でシーズンを戦うが下部リーグは存在するが独立リーグのため降格はなくアメリカ独特のリーグ運営がある。2020年から参戦のメッシらが所属のインテル・マイアミはオーナーがベッカムだがLAギャラクシーに入る際に新しいチーム参入の権利を契約に入れていた。通常はライセンス料約300億円を払うがコストなしでクラブを作成、日本やヨーロッパとはルールが全く違うという。このシステムでこと今年からサンディエゴが参戦、30クラブになる。
MLSの外国人選手枠はリーグ全体で223。それを29チームで分配し1チーム8名ほど。しかし日本円で約2300万円払えば枠を1つ増やせる。メッシのいるインテル・マイアミも1枠購入。吉田は「これをJ2とかでやるべき!Jリーグが活性化するんじゃないか!」と話す。吉田の他にもMLSでは6人の日本人選手が活躍。2シーズン戦った吉田は米国で日本人がプレーすることに可能性を感じているという。「若い選手がMLSを経てヨーロッパに行くのもステップアップの形になるんじゃないか」と話した。MLSでの吉田の年俸を調べてみると約1億3000万円。選手の給料はリーグから支払われるサラリーキャップ制度。決められた給料総額の中から各選手の年俸が分配されるという仕組み。サラリーキャップ制度ではスター選手の獲得が困難。そこでできたのがDP(特別指定選手)。サラリーキャップに縛られることなく大物を獲得できる。スター選手でチーム強化を図れるだけでなく、リーグの人気やレベルアップにも繋がる。この制度で過去も錚々たる選手が米国でプレーしてきた。ベッカムが第一号だったためベッカム・ルールとも呼ばれている。
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5カ国を渡り歩いた吉田のサッカー観を深堀り。Q.どんな所が開拓者なんですか?「センターバックとしてテストされていたと思っていて、最初の扉をこじ開ける存在になりたかった」と話した。ヨーロッパのトップチームで日本人センターバックの地位を確立した吉田。だが、その道程は決して平坦ではなかったという。「キャリアが自分を助けた」と振り返った。海外で成功の秘訣は?「言語ができるとスタートラインが先になる」と言葉の重要性を語った。世界のサッカーはどう変化した?「個人技のファンタジスタ時代、スペインのポゼッションサッカー、インテンシティの時代、スタッツを分析と変化している。生き残れる選手って変化に対応していく。おもしろ味のある選手が減っていくと思うが、よりパーセンテージが上がるような活躍をする選手が増えていくと思う」等と話した。
キャプテン吉田麻也。日本代表のみならずイングランドや米国でもチームを牽引するそのルーツとは。岡崎慎司から「リーダーシップがあるタイプではない。自分ができる事を必死にやろうとしている。それがみんなが支えたいと思う」との声が寄せられた。Q.吉田麻也にとってリーダーシップとは?「リーダーになったことでリーダーシップを磨かれたっていうのはあるかもしれない。一番は苦しい時にどれだけ引っ張っていけるか」等と話した。吉田は2022年に日本プロサッカー選手会の会長に就任。選手の立場から日本サッカー発展のためにも力を尽くしている。会長の仕事はJFAやJリーグと協議・交渉、ストレスや不平・不満の解消、2000人近い選手の問題対応。未来に関しては「監督・経営のどっちが自分に合っているかなと考える。僕らの世代ってヨーロッパに行った世代で、その世代が次のステージで日本サッカー界に貢献していくと思う」等と話した。
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- 日本プロサッカー選手会
日本代表126キャップ、W杯3回出場、12年に渡りディフェンスの要を務めた吉田。W杯アジア最終予選で5勝1分と独走する森保JAPANの強さについてはどう感じているのか。「兎にも角にも代表強い!過去最強のチームにずっとなるのは正しい成長のプロセス。今が最強であるべき。ピリピリ感・緊張感っていうのは唯一無二」と話した。ベスト8まであと一歩。その悔しさを二度経験した吉田は壁を打ち破る術をどう考えているのか。「ボールを保持する時間を長く。自分たちがボールを持つ時間が長ければ長いほど楽になってくる。余力を残して次のステージで戦える」と話した。日本がW杯で優勝するために必要なこと。「多くの選手がヨーロッパのリーグでコンスタントに試合に出る。W杯の強度やプレッシャーが当たり前の状態で過ごす」と話した。出場枠が48に拡大され、米国・カナダ・メキシコの登載で行われる次のW杯。グループリーグは3つの地域に分かれて戦うが、懸念されるのはその移動距離だ。
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データから紐解く吉田麻也の進化。14年前に視聴者が数値化したデータを紹介。攻撃力:68、守備力:75、スピード:68、テクニック:68、フィジカル:77、スタミナ:75、シュート力:69、パス精度:72、フリーキック:60、BRAIN(頭脳):76。吉田本人にプレーヤーズデータを書いてもらった。攻撃力:72、守備力:80、スピード:70、テクニック:68、フィジカル:85、スタミナ:120、シュート力:65、パス精度:80、フリーキック:65、BRAIN(頭脳):90。「ここまで生き残っているのはブレインなくしてありえない!スタミナとブレインでやっています」等と話した。2025年の目標は「連覇」。
FOOT × BRAINの次回予告。
二軒目どうする?〜ツマミのハナシ〜の番組宣伝。