3年連続のWS制覇に向け、最終調整に入ったドジャース。きのうはWBCにも出場した山本由伸が先発登板。初回に3者連続三振を奪うと、5回を無失点7奪三振と、圧巻のピッチングを披露した。そして今季2刀流完全復活を目指す大谷翔平も初登板。注目の初回、わずか5球で三者凡退に抑える完璧な立ち上がりを見せると、5回途中までを無失点、4奪三振と順調な仕上がりをアピールしたのだが、3回表、2アウトの場面、カメラは相手バッターのある動きを捉えていた。ヘルメットをたたくこの動作は、今季からメジャーで本格導入されるABS(ロボット審判)に判定を求めるサインだという。ピッチャーが投げた際どいコースに対し、バッターが、ピッチャーが、そしてキャッチャーが審判の判定にチャレンジすることができる。大谷の投球に対するチャレンジの結果は審判の判定通りストライクで、大谷も笑顔。このロボット審判の導入がバッター大谷のプレーに大きな影響を与えるというのは、大谷を追って海を渡り5年間、全試合を取材したと話す、中日スポーツ・阿部太郎記者。大谷の打席でしばしば見かける、審判によって異なるストライク判定。実は審判にとっても歓迎すべきルールだと指摘するのは、日本のプロ野球で12年間審判を務めた坂井遼太郎さん。バッターとピッチャー、どちらにとって有利なシステムなのか。見逃し三振が取り消しになるシーンが増えると予想。そして次の投球ではコースが甘くなる可能性があるという。
