きのう都内のスーパーでは、銘柄米のコシヒカリが5キロで税込4000円以下で売られていた。スーパーの平均価格は7週連続で下がり、3000円台後半の水準になった(農水省発表)。生産者などを対象にした調査によると、コメ価格は「向こう3か月は安くなる」との見通しが6か月続いている。民間在庫が直近10年で最大水準に増加し、業者間でだぶつくコメを安売りする動きが出たことなどが影響したとみられている。コメの卸売業者を訪ねてみると、約3000トンのコメが積み上げられていた。こうした中、イラン情勢の悪化でコメ袋の原料となる石油由来の「ナフサ」の供給不足が懸念され、米袋のメーカー各社から値上げや出荷停止の連絡が来ているという。政府は「少なくとも4か月分のナフサを確保している」としたうえで、「今後中東以外からの輸入倍増などで在庫は6か月分以上に伸びる見込み」としている。
