山梨県は環境保全や登山者の安全対策のため夏山シーズンが始まる来月1日から一日当たりの登山者数の上限を設けることにしている。きょう、山梨県側では登山者数を管理するためのゲートの設置工事が始まった。富士山の山梨県側では夜通しで一気に山頂を目指す、いわゆる弾丸登山やごみを捨てるなどのマナー違反が問題となっている。そこで対策として始まったのが、頂上へと続くこちらの登山道の入り口付近でゲートの設置工事が進んでいる。夏山シーズンが始まる来月1日から登山者数を管理するゲートを設置することにしていてきょうから工事が始まった。登山者数の上限を一日当たり4000人とし、午後4時から午前3時までの間はゲートを閉めるほか、1人当たり2000円の通行料を徴収することにしている。工事は今月17日に終了する予定だという。
長野と岐阜の県境にある北アルプスの焼岳では山頂付近を震源とする火山性地震が増えている。このため松本市は登山を控えるよう呼びかけていて運営している山小屋、焼岳小屋についても今シーズンの営業開始を予定していた今月18日から29日に延期することを決めた。
長野と岐阜の県境にある北アルプスの焼岳では山頂付近を震源とする火山性地震が増えている。このため松本市は登山を控えるよう呼びかけていて運営している山小屋、焼岳小屋についても今シーズンの営業開始を予定していた今月18日から29日に延期することを決めた。