岡山県の楯築遺跡の古墳は石が立てて並べられた珍しいタイプのもので、石が並べられた目的は未だに不明だという。この古墳は桃太郎のモデルとされる吉備津彦命と温羅という鬼が矢を撃ち合った場所だと言われていて、この場所の石を盾にして鬼を仕留めたとされている。楯築遺跡は弥生時代最大の双方中円墳の墳丘墓で、前方後円墳の形の元になっているとも言われている。また埴輪も出土していて、各地の埴輪の元になっていると言われている。続いては全国4番目の大きさを誇る造山古墳を訪れた。この古墳は登れる古墳の中では全国最大サイズで、上に登ると公園のようになっている。造山古墳は去年の調査で吉備国の王の墓と見られる一部が発見されている。