岡山市の中心部から車で30分の山間に今回の舞台はある。市が整備したのどかな農園。祝日に撮影開始。早速、農作業をしている高齢の男女2人組がいた。食用の菜花を作っているという。すぐとなりには男性の2人組がいた。1人はベトナム人ティックトッカーということで、動画の撮影をしていた。ベトナム人向けに、畑や自身の生活を発信しているという。続いて、子どもを連れたグループがいた。職場の同僚とその子どもたちで、じゃがいもを掘って、その場で焼いて食べていた。農園の一角にはたくさんの小屋がある。夫や友人たちと来ていたアメリカ出身の女性がいて、小屋の中を見せてもらった。ドイツ語で「ラウベ」と呼ばれる農園併設の小屋。ガスや電気はないものの、おおよそ家の台所のようだった。女性は農家出身で来日30年、3月に英語教師を辞めて、今後は長年の夢だった野菜づくりをするのだという。ヤギの周りに人が集まっていた。ちょっと性格に難があるヤギで、頭突きをされるかもしれないとのこと。農園で飼われているヤギ。農園は市から委託されたNPOが運営していて、農具も常備されるなど手厚いサポートがある。このため、気軽に始められると若い世代の姿もみられる。社会人1年目の女性がいた。祖母が家庭菜園をしていて、植物や野菜づくりに興味があったのだという。これから作業を始めようとする人に声をかけた。畑の肥料として大量の落ち葉を車に積んでいた。居酒屋経営の傍ら、夫婦で20年ほどここで農業をしているのだという。